11月16日、青島日本人学校学習発表会を開催しました。今年は、児童会長によるはじめの言葉から始まりました。『かがやくsmile 一生の思い出に』という今年のスローガンから、輝く笑顔の溢れるような舞台を作るため一生懸命頑張り、一生の思い出に残るような学習発表会にしたいという気持ちを伝えました。今まで頑張って練習してきたことや当日の様子をご覧ください。
プログラム2番は、小学部5・6年生による和太鼓演舞「秋色の空に」でした。合同で練習を始めたのは10月下旬からでしたが、短い時間の中で音と呼吸を合わせてきました。本番では緊張も見られましたが、力強い演舞を披露することができました。
プログラム3番は、小学部1年生の音楽物語「くじらぐも」を発表しました。国語科で学習した「くじらぐも」のお話を、4つの歌に乗せて展開しました。
プログラム4番は、小学部2年生の劇「スイミー」を発表しました。
国語で学習した「スイミー」の劇の中で、「きらきら星」と「海」の演奏をしました。
声の大きさや魚の動きなどを工夫したり、見ている人に届くようセリフをハキハキ言ったりすることを意識しました。
プログラム5番は、中学部の和太鼓演舞「信州上田原合戦太鼓」でした。中学生の力強い太鼓の音が、体育館中に響き渡りました。代々受け継がれてきた伝統の太鼓演奏を、今年も格好良く決めてくれました。学習発表会でも「憧れられる中学部」をお見せできたのではないでしょうか。
プログラム6番は、小学部3年生の劇「劇場版3タオ~のびなと青島の大冒険」を発表しました。
社会科と総合的な学習の時間で学習した「青島市の様子」についての発表で、青島の素敵なところを、劇で伝えました。調べ学習の発表はもちろん、お笑いやクイズ、歌とダンスも交えながら、観ている人が楽しめるような工夫をしました。また、相手に伝えるということを意識して、話し方、ジェスチャー、聞き方も大切にしました。これまでの学習を振り返り、まとめ、伝えるという、有意義な学習にすることができました。
プログラム7番は、小学部4年生の劇「明日かもしれない日」を発表しました。
社会科で学習した「風水害からくらしを守る」と、道徳のボランティアに関する内容を劇で表現しました。いつか起こるかわからない災害に対して、備えておくことや、日々の生活を改めて振り返る機会にしてほしいという願いを込めました。日頃の学習を振り返り、表現する良い機会となりました。
プログラム8番は、小学部5年生の劇「かわりにします会社」を発表しました。劇を通して、努力と協力の大切さを表現しました。セリフや動作は児童らが試行錯誤しながら、考えました。
また劇の後半では、農場見学や宿泊体験学習の成果を写真と作文にまとめて発表しました。これまでの学習を振り返るとともに、表現力を高めることができました。
プログラム9番は、小学部6年生の劇「進取果敢~Back to the future」と題し、自分たちの「心の成長」を伝える劇を披露しました。自分たちの成長を振り返り、分担して台本の内容を考えました。
行事や日々の生活の中で学んできた、挑戦することや協力すること、偏見をもたず人と接すること、周りに感謝することなど、人との関わりの中で「大切なこと」を、これまで培ってきた「伝える力」を十分に発揮して発信することができました。
プログラム10番は、中学部の劇『桃太郎西安旅行記~Our Friendship~』というテーマで、修学旅行をとおして学んだ「西安の歴史や文化」「仲間との友情」「日本と中国との深い関わり」について発表しました。企画・構想・台本・スライド作りまで、すべてを生徒たち自身で行い、プレゼンテーションを交えた劇やクイズでの発表でした。これから日本と中国とがもっと交流を深めていきたいという思いを強くしました。
プログラム11番は、全校児童での合唱でした。今年度は「世界が一つになるまで」を日本語の歌詞に加え、中国語の歌詞にも挑戦しました。全校児童生徒で心を一つに、素敵なハーモニーを届けることができました。
最後に、学校の代表として生徒会長が終わりの言葉を述べました。仲間と協力して、練習を積み重ねてきたからこそ、スローガンのような輝くsmileがあふれる本番になった。と思いを述べました。
今日まで一生懸命練習をしてきた子ども達の姿から、たくさんの笑顔あふれる、素敵な時間をお届けできたのではないでしょうか。
お越しいただいた御来賓、保護者の皆様、長時間にわたる御観覧誠にありがとうございました。