小学部6年生は5/22〜24まで修学旅行を実施しています。
1日目
5月22日(水)、6年生全員で元気に済南の地を踏みました。済南市では、黒虎泉や大明湖、黄河を見学し、豊かな水と共に生きてきた済南の人々の生活や文化を肌で感じることができました。黄河では、河岸の細かな土を踏み、その水に直で触れることが思いの外楽しかったようでした。黄河に、やや名残惜しい思いも抱きながら、一同泰安市に向かいました。
いよいよ、世界遺産泰山との対面です。
荷物の重さに四苦八苦しながらも、みんなでゆっくりゆっくり歩みを進めました。次第に近づいてくる南天門や、背中にのぼる満月の光に励まされながら、なんとか最後の急登を登り切りました。
山頂ホテルに到着したときには、疲労感の中に心地よい達成感も感じることができました。
2日目
早朝3:30に起き、みんなで玉皇頂まで登りました。寒い風が吹いていましたが、ご来光を待つ間には、龍が翔るような動きの雲が現れ、幸運の兆しのように感じられました。天気に恵まれ、みんなで見事なご来光を拝むことができました。
下山後は岱廟を見学し、その後は一同曲阜市へ。孔子を祀る孔廟と、孔一族の住まう場所だったという孔府を見学しました。
日差しが強く汗を滲ませながらの見学でしたが、ガイドさんの話を一生懸命聞きながらメモを取る姿がありました。孔子を敬い、その教えを大切にする曲阜の人々の想いを感じることができました。
3日目
とうとう最終日となりました。朝からもりもり食べて出発し、孔子とその一族の墓がある孔林に向かいました。
初夏の涼しい風が吹き、神聖な空気に包まれた静寂な空間でした。孔子の墓の前で全員でお参りし、学力向上を祈願しました。
その後は孔子博物館へ移動し、孔子の生涯や、儒教と世界の文明との繋がりについて学びました。
この3日間で、自然の雄大さや孔子の思想の高尚さ、それらを大切にする人々の想いを肌で感じることが出来ました。また、現地の人の温かさを感じる瞬間も多々ありました。
修学旅行のテーマ、「Enjoy〜仲良く、学び、気合い、協力」は見事達成できたのではないでしょうか。この3日間で得た多くの学びを今後に生かしてほしいと思います。
保護者の皆様、フレンドツアーさん、ガイドさん、その他支えてくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。