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１２月５日（木）に中学部と青島大学の日本語学科の学生との交流会を行いました。１学期にも交流を行ったので、２回目の交流となりました。前回は日本人学校へ招いての交流会でしたが、今回は青島大学を訪問させていただきました。前回の交流では、日本と中国の文化の違いやポップカルチャーを中心に話をしましたが、実際に日本語をどのように学び、どのような環境で学習しているのかを学ぶ目的もあり、大学校内での交流を計画致しました。

　大学キャンパスに着き、午後の授業の様子を廊下から見学させていただきました。日本語学科の学生から日本語で校舎内の説明をしてもらい、少し教室内を見せていただきました。時々日本語が聞こえ、真剣に日本語を学習している様子を見ることができました。また、私たちが通りすぎる中でも、廊下や階段に設置してある机で一生懸命に学習している学生の様子も垣間見ることができました。

　　

　教室に入る時には、大きな拍手で迎え入れてくださり、代表の学生の方がグループでの取組を説明してくれました。自己紹介と名前覚えから始まりました。違った国の方の名前を読んだり覚えたりすることは難しいと思いますが、学生の方も日本人学校のみなさんもしっかりと名前を憶えて発表できていました。グループ内で少し活動は違っていましたが、日本でも子どもの頃に遊んだ『あやとり』や『折り紙遊び』、『書道』などを一緒に楽しみました。その後は、日本と中国の『中学校生活』の違いを伝え合いながら、自分たちの学校生活を振り返ったり、中国での学校生活を学んだりすることができました。同じような活動もあれば、見たこともない、聞いたこともない特徴や考え方、ルールなどもありました。お互いの学校生活に興味津々で、大学生の紹介してくれた動画や文字、話しぶりに驚きを隠せませんでした。グループ内でのまとめの発表を代表者が行いました。大学生の方だけでなく、日本人学校の生徒のみなさんの中からも代表者として発表を行い、しっかりとした学びや感想を話すことができました。残りの時間で、大学からいただいた記念ハガキに心温まるメッセージをお互いが書き、ハガキを交換して終わりました。短い時間でしたが、多くの話を聞け、様々なことを感じられたのではないでしょうか。

　　　　　　　　　　　　

　最後にキャンパス内を学生の方から案内してもらいました。キャンパス内にある寮や食堂を見せてもらいました。日本にも様々な種類の大学があると思いますが、青島大学は規模が大きく、中国ならではの様子を見せていただきました。自然あふれる場所やスポーツを楽しむ場所、そして入ることはなかったのですが、大きな図書館の前の噴水をバックに写真を撮りました。

　短い時間ではありましたが、初めての経験をさせていただき、多くのことを感じられた交流会になったのではないでしょうか。次に交流ができる機会がありましたら、この学びをさらに発展させたものにし、日中のさらなる発展に貢献できるような学びにしていってほしいと思います。お忙しい中、青島日本人学校の生徒のために時間を割いていただき、交流会の運営や調整等に御尽力いただいた青島大学の杜先生をはじめ、日本語学科の大学生の皆様、そして訪問を許可していただいた青島大学の関係者の皆様、大変お世話になりました。