本日、授業参観と学級懇談会がありました。
小学部1年生にとって初めての授業参観でした。国語で『ききたいな、ともだちの はなし』の勉強をしました。友達の好きな遊びを聞いて、聞いたことをクラス全員に知らせました。元気いっぱい挙手し、堂々と発表することができました。
小学部2年生は国語科の『うれしくなることば』という単元の学習をしました。自分の経験を基に、言われて嬉しくなる言葉は、どんな言葉なのか考え、話し合いました。「上手だね」「一緒にやろう」「ありがとう」など、いろいろな言葉を見つけることができました。教室の後ろの「ふわふわ言葉の木」にたくさんの実を付けたいですね。授業後半では、「ふきのとう」の音読発表会もしました。それぞれの役になりきり、動きも工夫して発表することができました。
小学3年生の授業参観は、学校図書館について知る学習を行いました。図書館の本が0から9までの番号で種類ごとに分けられていることを学び、それぞれの場所を実際に確認しました。その後は保護者の方と一緒に、本探しに挑戦。本のタイトルや作者の名前を手がかりに本を探しました。授業の最後には、保護者を代表して岡本さんに読み聞かせをして頂きました。図書館について知ると共に、本の素晴らしさに触れる良い機会となりました。
小学部4年生では、これまで学習してきた「都道府県の広がり」について、地形や土地の使われ方、人口や都市の位置などを中心に、都道府県の特色を5つのグループに分かれて発表しました。聞いている人たちにも楽しんでもらえるように、一生懸命に準備を進めてきた子供たちは、分かりやすい説明の間にもクイズ等を交えながら発表を進めていました。社会的な見方として地形や交通、土地の使われ方、都市の位置を学習してきた子供たちは、人口が多いところと少ないところの違いについて、交通の便がいいことや山地や平地という地形的特徴、大都市に近いこと等に気付きながら、説明することができていました。
小学部5年生は、算数で「変わり方を調べよう(比例)」の学習をしました。導入では、これまでに学習してきた比例の関係が、学校の中にもあることに気が付きました。すると、階段の段数と高さの関係は比例の関係にあるので、比例の考え方を使えば高さを求めることができるのではないかという予想が立ちました。子どもたちは実際に1段の高さと段数を数え、1階~3階までの高さを求めました。最後に実際に計測してみると、誤差はたったの1cmでした。身の回りにあるものを、数学的な見方をすることで、簡単に考えることができるということを実感できる授業になったのではないでしょうか。
小学部6年生は総合的な学習の授業でした。これまで孔子と論語について調べてきたことをスライドにまとめて発表しました。その中で、一年間の目標と今の自分に贈りたい論語の言葉を結び付けて紹介しました。保護者の方からも論語を選んでいただき、これから大事にしていきたいことを改めて確認するよい機会となりました。引き続き、修学旅行に向けて、孔子や泰山などについて調べ学習を行っていきます。
中学部1年生は国語の授業でした。小学生の頃にも学習した漢字の部首について、より発展的に深く学んだうえで、オリジナル漢字を作りました。冷たい空気や氷を表す「にすい」と「甘い」で「アイス」、走ること表す「そうにょう」に「長い」を組み合わせて「マラソン」等、学んだことを生かしたユニークな漢字が出来上がりました。
中学部2年生は英語でいつ何をするのか説明する表現や条件を伝える表現を学びました。「暇な時、普段何してる?」「お金がたくさんあったら、何を買う?」「友達が自分の街に来たら、何ができる?」といった場面を設定して考えました。考えたことのない話題では、改めて考え直し、言いたいけど英語でどういうのか分からない時は、単語を探しながら返答を考えていました。少し恥ずかしい気持ちもありながら、ペアで伝え合うことができました。
中学部3年生は学活で「3年生をデザインしよう」という学習をしました。