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中学部 青島宿泊学習

中学部は明日から2泊3日で青島市内の宿泊学習を行います。学校を離れ、青島の街を実際に歩き、目で見て肌で感じることを通して、自分たちが住んでいる街の文化や歴史、日本とのつながりを再発見することが目的です。今日は団結式を行いました。校長先生からお話をいただき、自分たちで調べたことを発表し合いました。それぞれの発表を聞いていると、青島の歴史をもっと知りたくなり、明日からの学習がより楽しみになりました。

今日は荷物の最終チェックをして、体をゆっくり休め、明日に備えましょう。
   

今年度の中学部宿泊学習のスローガン「一関二笑〜Take the best picture〜」のもと、全員元気に出発しました。

午前中は海信探索中心にて、体験的な展示を楽しみながら総合科学について学び、午後からは数多くの歴史上の人物が訪れたとされる琅琊台に登りました。事前学習で得た知識と自分の目で見るものを照らし合わせながらガイドさんの話を熱心に聞き、それぞれが学びを深めている様子でした。

     
  琅琊台の急な階段にヘロヘロになりながらも、全員がスローガン通り、笑顔で最後まで歩き切ることができました。心配していた天気も回復して、素晴らしい景色を見ることもできました。

   

宿泊学習2日目。

 朝、全員が時間通りに起床し、朝食はバイキングでもりもり食べて出発しました。

 午前中は、春秋戦国時代の風を感じながら齐长址と珠山国家森林公園を巡りました。長い坂道に苦戦しながらも(元気な男子は競って駆け上がっていましたが…)、互いに声をかけあいながらゆっくり歩きました。大昔から残る長城の偉大さや岩山の雄々しい姿に感動し、濃密な2時間となりました。

   

 おいしい黄島料理の昼食でパワーを取り戻した後は、ドイツ督官邸旧址へ向かいました。伝統的な中国文化と異国の文化が融合した美しい青島の文化、そしてそれを生み出した青島の歴史について、たくさんのことを学ぶことができました。

 

 子どもたちのノートやタブレットにはメモがびっしりです。楽しむ中にも学びを大切にする姿勢がしっかりと表れていました。

 明日はいよいよ最終日です。最後まで安全に、元気に、たくさんの学びを得て帰りたいと思います。

  

宿泊学習3日目。

 雷雨の中のPCR検査から始まりました。その後の天気も心配されましたが、その後は一度も雨に打たれることなく全行程を終えることができました。

  

 今日は旧市街を歩き、ドイツや日本の統治時代に作られた様々な建造物を見て回りました。赤煉瓦の街並みやドイツ風建築の美しさに心が躍ります。一方で、そこにある歴史について考えさせられる場面もありました。たくさん歩いて疲労がピークを迎える中でも、みんなガイドさんの話に一生懸命耳を傾け、知識を蓄えている様子でした。

    

 あっという間の3日間でした。子どもたちからも「もう3日目か」「時間が経つのが早い」という声が漏れていました。それだけ充実していたということでしょう。きっと一人ひとりが「一関二笑」を達成すべく、努力したのだと思います。

 ガイドさんの「互いに勉強して、互いに仲良くしましょう」という言葉が印象的でした。文化的につながりの深い青島と日本ですが、その歴史は複雑です。だからこそ、「互いに勉強」することがとても重要なのではないかと思います。3日間お世話になったガイドさん、運転手さん、本当にありがとうございました。

    

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