小学部1年生は、「あいうえおのうた」「校歌」を歌った後、ひらがなのおけいこをして、「はなのみち」の学習をしました。あたたかい風が吹いた後の絵とその前の絵を比べて、変化をたくさん見つけることができました。大きな声で音読をすることができるようになり、感心しました。
小学部2年生は国語(話す聞く)の『ともだちはどこかな』という単元の学習をしました。情報の少ない迷子のお知らせを聞いて「大事なことをおとさずに聞いたり、話したりしよう」というめあてを意識させ、迷子のお知らせを聞いたり、迷子のお知らせを話したりする活動を行いました。メモを取りながら聞いたり、分かりやすく話したりと、意欲的に活動を進めることができました。
小学部3年は、道徳の教材『よごれた絵』で「正直な心」を学習しました。わざとではなくても、間違えたときにどのようにすればよいのかを考えました。11人全員が自分だったらと置き換えて発表を行いました。一人ひとりが活発に学習することができました。
小学部4年生は、国語科の授業の中で、「四年生になって」の作文を披露しました。
一年後のなりたい自分と、四年生になってからの一か月間を振り返り、改めて目標に向けて頑張ろうという決意表明の場となりました。
また、友だちの発表をメモを取りながら聞く活動を行い、上手なメモの取り方について考えるきっかけとなりました。
小学部5年生は、外国語の授業を行いました。今回は「When is your birthday?」の単元で、何月何日を言えるようになることが主な学習のねらいでした。英語が得意な児童が多いですが、月日の言い方についてゲームやスピーチをしながらていねいに学習していきました。楽しみながら外国語を学ぶ子どもたちの姿が見られました。
小学部6年生は、国語の単元「聞いて、考えを深めよう」で、「昔話法廷」(有罪か無罪かを話し合う学習)を「3びきの子豚」で行いました。3男の「トンざぶろう」が計画的にオオカミを攻撃したならば有罪、正当防衛でやむを得ず攻撃したのならば無罪という内容で、根拠を明確に示し、自分の考えを伝える学習です。授業後半には、保護者の方にも参加して頂き、ご意見を頂きました。楽しみながら、活発な意見交換、話し合いができた授業参観となりました。
中学1年生の国語の授業では、物語『シンシュン』と、小学校6年生の時に学習した物語『帰り道』を読み比べ、「よい物語とはどのような物語か?」について考えました。また、それを踏まえて、『シンシュン』が中学一年生の教科書の最初に掲載されている理由について自分なりの考えを持ちました。三人が別々の観点で二つの物語を比べて分析し、意見を出し合いながら話し合いを進めていました。よりわかりやすく、より簡単に伝わる言い回しをあれこれ考えながら、最後には納得のいく答えを三人ともが書けたのではないかと思います。
中学部2年生は英語で架空の予定を立てて、発表しました。昨年度行った西安に行く予定として考えたため、同じ場所で、どういったことができそうかは予想が立ちましたが、オリジナルの旅行の行程を考え、想像すると楽しみになりました。大きな声で、分かりやすい表現とテンポで英語を使い、しっかり理解しながら聞くこともできました。
中学部3年生は理科「遺伝子の本体」の学習をしました。冷凍したブロッコリーをすりつぶし、DNAの抽出液を混ぜることで、白いDNAを析出させました。遺伝子の本体を観察する実験を通して、遺伝のしくみや遺伝子の構成について深く学ぶことができました。