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令和4年度 卒業証書授与式

朝日が昇るのも早くなり、暖かく春を感じさせる季節となりました。
 3月4日、本日、快晴の暖かな気候の中、卒業証書授与式を執り行うことができました。今年度も、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、保護者や来賓の方々の御出席がはばかられる行事もいくつかありましたが、最後の卒業証書授与式では、多くの保護者と来賓の御出席を賜ることができ、多くの方々から御祝辞をいただくことができました。皆様の御臨席を賜り、在校生と共に、小学部9名、中学部5名を盛大に送り出すことができました。

  

担任を先頭に入場してくる卒業生の姿は、誇らしく、立派なものでした。

    

 卒業証書授与では、担任から呼名されると、壇上で「はいっ」と体育館の後ろまで届く大きな返事をし、堂々とした様は、卒業生の成長した姿を思い起こさせてくれました。校長先生からも名前を呼んでいただき、一人ずつ卒業証書を授与されました。

          

校長先生の式辞では、スポーツやノーベル賞受賞者からの学びを通して、大切にしてほしい3つの言葉を贈られました。「最後まであきらめない」「全力でやりきる」「想いをもち 自分を信じる」

 人生の中で大きな壁が目の前に立ちはだかったとき、あきらめずに、全力で、できるまでやっていく。勉強もスポーツも、自分のしたいことも、いつもうまくいくとは限りません。素敵な夢に向かって、一歩ふみだしていく道しるべとして、この言葉を胸にそれぞれの道を歩んでほしいと思います。

  

 中学部在校生送辞では、卒業生それぞれからいただいたご恩や思い出、過ごした楽しくも充実した日々を振り返りながら、これから青島日本人学校を発展していく決意と共に、応援と感謝の気持ちを伝えました。

中学部卒業生の答辞では、最高学年になったときの不安や焦りもありつつ、在校生と同級生、そして家族や関わってくださった周り方々からの支えがあったからこそ、やり遂げることができた感謝の気持ちを伝えていました。周りに助けられ、自分たちを信じて、乗り越えていった卒業生の温かいメッセージが、聞く人の心にしっかりと残されていきました。

小学部の別れの言葉では、6年間の思い出が語られました。卒業生からは「6年生の仲間と、そして在校生のみなさんと過ごした何気ない毎日が私たちの宝物です!」と力強い思いを込めた言葉が、在校生からは卒業生と過ごした毎日の感謝の言葉が伝えられました。「ここで作った思い出と、変わらない友情を胸に、それぞれの夢に向かって次のステージへ旅立ちます!」と未来へと続いていく決意のメッセージを伝えました。

  

 別れの言葉の後には、卒業生が竹内まりやさんの「いのちの歌」を歌いました。人は一人では生きていけない。生かされていることへの感謝の気持ちを、思いを込めて歌い上げました。最後には全校生で「つばさをだいて」を歌いました。歌う場所をそれぞれの学年が担当して、旅立つ卒業生を祝う気持ちとこれから未来へと羽ばたいていく思いを乗せて一緒に合唱をしました。

        

卒業式のあとは、最後の学活が行われ、それぞれの担任から最後のメッセージが送られました。担任からの思い、そして卒業生が思い感じていた気持ちを伝え、感動あふれる時間となりました。

  

 名残は尽きませんが、今までの学校での青島での思い出を胸に、新しい場所で活躍していくことを祈っています。
 卒業おめでとうございます。

  

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