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本日、天気が良い中、運動会を行うことができました。少し暑さも和らぎましたが、さわやかな気候で行われました。開会式はそれぞれの学年の入場行進から始まります。中学部から順番に、メッセージと共にかっこよく、かわいらしく、息のそろった行進を見せてくれました。開会式では校長先生から激励のあいさつをいただきました。今年は小学部１年生による気合いの言葉や、赤組白組団長による選手宣誓に呼応し、力強く頼もしいスタートとなりました。いよいよ運動会が始まります。

　　　　　　　　 

プログラム1番は、中学部の「徒競走」でした。「疾きこと風の如く」。１７名の生徒が風のように駆け抜けていきました。

　　　

中学部のエール交換では、晴天の空に赤と青、団長の黒のハッピが舞う様子をご覧いただけたと思います。前日まで細かい所を修正して、声と力を出し切って演舞する子どもたちの姿、いかがでしたか？

　　　　

５，６年生で行った「デカパン的(ダ)レース」は、赤も白もペアで協力しながらドリブルをしたり、ハードルを潜ったりしました。勝ったのは白組でしたが、どちらの組も息を合わせて頑張りました。

　　　　　　 

「どっこいしょーどっこいしょ！」子供たちの元気のよいかけ声で演技が始まりました。本番では、練習よりも元気いっぱい力いっぱいの踊りをお見せすることができました。隊形移動も速やかにできるようになっており、感心しました。練習会を通して、子供たちで教え合い成長した姿が本番で表れていたように思います。体を動かすと心も動くとよく言います。この運動会を通じて心も一回り大きく成長しました。これからの子供たちの活躍を期待しています。

　　　　 

今年の中学部種目は、「ショート綱引き〜Tug of War〜」です。いつもの綱引きより短く細い綱を引っ張り合いました。作戦を立て、協力して最後まで諦めずに引っ張り、最後は運もありました。４色ある中でラッキーカラーが青になり、二倍された点数で、白組が逆転勝利しました！

　　　　 

「フレフレ赤組！」「がんばれがんばれ白組！」小学部全員で一丸となって練習してきた応援合戦は、大きな声を運動場いっぱいに響かせて、力いっぱいやり切りました。「赤勝て！」「白勝て！」座席での応援にも力が入りました！

　　　　　　

 今年の小学部３・４年生の種目は「大だる運び」です。赤組も白組もペアになった２人が息を合わせて、大だるを運びました。コーンの回り方、大だるの向き、ペアの組み合わせなどを工夫して練習してきた成果を発揮することができました。

　　　　　　 

１・２年生の団体競技「ダンシング玉入れ」では、「紅蓮華」の曲に合わせてかっこよくダンスを踊りながら玉入れをしました。笛が鳴ると全集中、呼吸を整え、かごを狙って玉を入れることができました。

　　　　　　 

小学部１，２年生のかわいらしい玉入れの後は、小学部５年生から中学部による「青島体操2021」です。この演目は前半の青島体操を中学部3年生が考えました。特に各団長は、練習中から今日まで積極的に声をかけ、みんなを一つにまとめてくれました。後半の集団行動も、限られた練習時間でしたが、1回1回の練習を集中して取り組むことで、今日の本番でも息の合った演技をすることができました。

　　　　 

最後の競技は、小学部１年生から中学部３年生まで、９学年でバトンをつなぐ「全校リレー」最後の最後まで決着がわからない手に汗握る展開で、運動会の締めくくりにふさわしい競技となりました。

　　　　　　 　　

赤組154点、白組208点、優勝白組。準優勝赤組。勝ち負け関係なくどの顔もやり遂げた満足感でいっぱいでした。

　　　

今年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、来賓の方々や保護者の方々には御来校いただくことができませんでした。代わってZoomでのオンライン生配信を行い、間近で御観戦いただくことはできませんでしたが、様子や雰囲気を伝えることはできたのではないかと思っております。初めての試みでしたがいかがだったでしょうか。子ども達の笑顔や熱い歓声が、学校中に、御家庭に届いた、すばらしい運動会となりました。本日は本当にありがとうございました。