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２５日の５時間目に、小学部の「卒業生を送る会」を行いました。企画や運営５年生が中心となって、１年生は「招待状」、２年生は「花のアーチ」、３年生は「胸章」、４年生は「プログラム・黒板の飾り付け」、５年生は「プレゼント」を準備しました。

在校生からの出し物では、各学年がお世話になった６年生に感謝の気持ちを込めて発表しました。１年生は、６年生に小学校生活での１番の思い出や中学校生活で頑張りたいことなどをインタビューしました。

２年生は、６年生一人ひとりのことを調べてまとめた新聞を発表しました。ランキングがあったり、クイズがあったりして、みんなで楽しめました。

３年生は、６年生が１年生の時からの歴史的事実を紹介しました。当時の流行語なども発表して、見ている子どもたちからも歓声が上がっていました。

４年生は、６年生にちなんだクイズをしました。１年生の時からの担任の先生の名前や児童数など、６年間が思い出される内容でした。

５年生は、６年生と過ごした日々を寸劇で紹介しました。様々な場面で活躍していた６年生の姿が思い起こされました。また、来年度からは最上級生として、頑張っていきたいという決意が感じられました。

６年生からは、お礼にと「紅蓮華」の演奏とカレンダーのプレゼントがありました。もう少しで小学部を卒業しますが、最後に小学部のみんなと楽しい思い出が作れたのではないでしょうか。みんなと過ごした思い出を胸に、卒業式に向けてしっかりと歩みを進めて欲しいと思います。

　　

　中学部も同じ２５日の５、６時間目に、「卒業生を送る会」を行いました。中学１、２年生の卒業生に対する感謝の気持ちを伝えて、中学校生活最後の思い出を作ってもらおうと準備してきました。中学２年生が中心となって企画し、中学１年生にも手伝ってもらいました。

　最初は中学部に関するクイズを出題し、オンラインで参加する卒業生にも楽しんでもらいました。早押しクイズで卒業生に関するものも、詠み終わる前に正解が分かったり、細かい数字まで当てた人もいました。『東大王』さながらの「超難問！」もあり、悩みながらも楽しんでいました。

　その後はバレーボールを３チームに分かれてリーグ戦で戦いました。今、体育の授業でバレーボールをやっているのもあって、以前より格段に上達している様子が見られました。ソフトバレーボールで楽しんでいた５月の「新入生を迎える会」の時が懐かしく感じられ、３チームが接戦した戦いでした。何度もラリーが続いたり、アタックが決まったり、ブロックやレシーブが上手く返った時は歓声が上がり、勝ち負けも含めたスポーツをみんなで楽しみました。

　６時間目は語学教室に移動し、３年間の想い出の写真をスライドショーで楽しんでもらいました。切り取られた様々な瞬間に笑顔がこぼれ、決めポーズの写真や懐かしい友達や先生も見られて、あの頃に戻っていたような感覚を感じられました。今とは少し違った様子に恥ずかしさもありつつ、みんなの楽しそうな様子を音楽と共に振り返ることができました。

　在校生からはメッセージが書かれた色紙がプレゼントされました。喜んで受け取ってくれた後に、感謝の想いを込めた合唱もプレゼントしました。ゆずの名曲『栄光の架橋』を大きな声で、気持ちを込めて贈りました。

　そのお返しに、卒業生から素敵な言葉を３人からいただきました。この送る会を楽しんでくれ、感謝の気持ちが伝わったことを言葉で返してくれるだけでなく、全員の似顔絵を描いたプレゼントまでいただきました。よく特徴をとらえて描いてくれ、とても素敵なサプライズとなりました。さらに卒業生から『青島日本人学校紹介動画』と題したムービーを見せてもらいました。日本人学校の校舎や数々の掲示作品、生徒児童の活動の様子、行事の様子など、とても見ていて楽しいものでした。撮影はもちろん編集や音響に至るまで３年生たちが協力して作った力作でした。

　卒業生からだけでなく、校長先生を始め、在校生からも存在の偉大さや最高学年としての役割の大きさ、感謝の気持ちなどを伝えることができました。卒業生も楽しんでくれ、感謝の気持ちも伝えられ、充実した会になりました。高校生になっても、青島日本人学校で過ごした日々を胸に、元気に頑張ってほしいと思います。会を盛り上げ、協力してくれた全てのみなさん、ありがとうございました。