青島日本人学校運動会 9/20(土)
今年の運動会も、体育館と運動場の二つの場所での開催となりました。それぞれの学年の入場から始まった開会式では、やる気に満ちた子供たちの真剣な表情であふれていました。来賓の皆様からの激励のあいさつや、保護者の皆様の期待に呼応するように、赤組白組団長による選手宣誓が力強く会場に響き渡りました。
低学年ブロックの表現演技はダンスを通して低学年のみんなが仲良くなることをテーマにしました。1曲目はダンスリーダーを中心に自分たちで振り付けを考え、テンポの速い曲に挑戦しました。2曲目は体を大きく動かして、曲に合わせて大きな声を出しながら踊りました。3曲目は、みんなで輪になったりウェーブをしたりと、心を一つにしながら踊りました。笑顔で楽しく元気に踊りきることができました。
高学年ブロックの表現演技は小学部5年生から中学部3年生までの14名で、ダンスリーダー達が選んだ曲をメドレーで踊りました。5分以上あるダンスの振り付けや構成を、体育の時間はもちろん、昼休みにも毎日練習を重ね、全員で力を合わせて笑顔で表現し、感動的なダンスを披露しました。
小学部1・2年生の団体競技「チェッコリ♪ダンシング玉入れ!」では、チェッコリのリズムに合わせて楽しく可愛く踊り、玉入れをしました。
小学部3・4年生の団体競技、「跳んで跳んで回って回って」では、全員が全力を振り絞って、コーンの周りをぐるぐる回り、走り抜けました。タイミングを計りながら、隣の友だちと呼吸をそろえて、迫りくる棒を跳び越えました。
小学部5・6年生の団体競技「はいよろこんで!!」では、担任の先生から注文を受け、配達員になりきりました。力を合わせて困難を乗り越えながら配達し、無事注文の品、パんたおとともに笑顔を担任の先生に届けることができました。
中学部の団体競技は「じりつの刃無限縄編」でした。1回戦の綱引きでは、赤組、白組ともに引けを取らない戦いを見せてくれました。2回戦の8の字跳びと3回戦の長縄跳びでは、両者とも新記録が出ました!チームで力を合わせて戦い、笑顔で終わることができました。
団体競技は自分たちで作戦を考えたり、知恵を出し合ったりしながら練習を進めてきました。勝敗が分からない程の接戦となりましたが、それぞれのチームが協力し合い、最後まで精いっぱい頑張りぬきました。
そして、今回の運動会の一番の見どころは、全児童生徒、総勢36人で、赤・黄・白・青の4チームに分かれて行った全校リレーです。これまでの体育の学習や全体練習の成果を発揮し、どのチームも華麗なバトンパスを見せてくれました。
最終成績は、白組235点、赤組271点で赤組の優勝でした。勝っても負けても、最後まで全力を出し切った子供たちの姿はすばらしかったです。閉会式での「児童生徒の言葉」には、自分自身の力を出し切り、精一杯やり遂げたという団長たちの思いがこめられていました。御臨席いただきました御来賓の皆様、保護者の皆様には、温かい応援で児童生徒を支えていただき本当にありがとうございました。 また、関係機関の皆様、運動会の開催にあたり、御理解と御協力をいただき、心から感謝申し上げます。
※ 児童・生徒数……小学部26名、中学部10名、合計36名(令和7年9月10日現在) |