月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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グリーン放弾
 
 

  日本人会の皆様、こんにちは。会社の同僚である米田さんから、バトンを受けた青島貴華針織有限公司(青島ロイネ)の江口と申します。

  私がゴルフを始めるきっかけとなったのは、二十歳の頃で、当時、野球遠征帰りの車中で、その当時は、興味の無いゴルフの話題になり、仲間の1人が先日、先輩に連れられ練習場に行って打ったらスライスばっかりで真っ直ぐ飛ばなかったと言うのです。負けず嫌いの仲間は、クラブも握った事も無いのに俺だったら真っ直ぐ打てると言い出した事で、練習場に拠る事になります。結果、全員が打ちましたが、直ぐ打つ事が出来ずゴルフの難しさ痛感した覚えが有ります。その後、クラブを買った友達から練習場に誘われる様になり、ドライバーで真っ直ぐどこまで遠く飛ばせるか競い合っていました。

  そんな中、その練習場で先輩と会ってコースを回らないか誘われます。取り敢えず、カタログ販売で安いクラブを購入して、数日後にコースに出ましたが、ドライバーが真っ直ぐ飛ばずOBの連発で、スコアーは、127でした。当時は、野球とお酒を優先してしまい、ゴルフの練習も暫く行かなくなりましたが、青木・ジャンボ尾崎等が世界で活躍するようになり、ゴルフブームが訪れます。何故か猫も杓子もゴルフ練習場に通い、上手い人はゴルフ会員権を購入され、そういった方々に誘われ、また、何年かぶりにゴルフを始める様になります。

  併し、練習もしていなかったので、100を切るまでは、数年掛る事になります。転機が訪れたのは、1996年の最初の駐在でした。ゴルフ好きで上手な上司のおかげでコースを回る機会が増えて次第に上手くなり、2年間の駐在最後の方では、当時のベストスコア87で回る事が出来ました。日本に帰国してからは、また、野球を始めた事で、コースに出るのは年に2回程度になり、100前後でプレイするようになります。しかし、2009年5月に再度、青島に駐在する事となります。最初の駐在から26年経ちましたが、相変わらず、スコアーはドライバー次第です。練習場でのドライバーショットは、真っ直ぐ飛ぶのですが、コースに出ると精神的に弱いのか思った様なショットが打てません。ゴルフはメンタル面がスコアーに大きく影響するのだと特に思う様になりました。

  最近では、皆さんもご存じとは思いますが、米国男子ツアー(フェデックス・セントジュード選手権)で通算10勝目を挙げた松山秀樹でも最終日の後半は守りに入ったのか一次的にトップを受け渡す等、メンタル面が影響したのでは無いかと思います。我々アマチュアもメンタル面をコントロールして練習の成果をコースで発揮したいものです。

  *それでは、次回は、伊藤忠(中国)集団有限公司の総経理で日本人会会長の能勢稔彦さんにお願いしましたので、宜しくお願い致します。



 

青島貴華針織有限公司(青島ロイネ) 江口政博


 

 
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