月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

グリーン放弾
 
 

 青島日本人会の皆様はじめまして。青島華万喜食品有限公司の伊藤さんからバトンを受けました、青島四方川崎車両技術有限公司の佐治と申します。

 私がゴルフを始めたのは父親に打ちっぱなしに連れていかれた中学生の時でした。

 シングルの父からボールの右横を上から叩き込めと教えられ、地面を掘っていたのを覚えています。その後は会社に入り少しスクールにも通いましたが、たまにコースに出る程度で未熟なまま現在に至っております。

 青島に赴任して3年になりますが、最近、ゴルフに誘って頂ける機会も増え、気持ちい良い時間を感じられるようになりました。

 おしゃれなゴルフウエアに身を包み、季節に応じた木々と鳥のさえずりに囲まれて、静かな空気の中、芝を踏みしめるのは最高、といけばいいのですが、ボール探しに追われ、頑張って歩数を稼いでいます。上り下りの斜面、方足あがりの打ち方等、勉強はするものの体がついてきません。アプローチ等、練習場でできてもコースでは崩れ去り、奥の深さを感じます。そんな中、皆さん親切で、的確なアドバイスには感謝しかありません。

 青島のゴルフはジャケットも不要で自由かと思いきや、最近ズボンがきつくなり、ジーパンで行ったらさすがにダメ出しされました。アメリカではオッケーでしたが、恥ずかしい限りです。

 一方で、とある近郊のゴルフ場では、グリーンでプレー中にもかかわらず、グリーン周囲を草刈り機が周回しており、一部整備中のフェアウェイではプレー中にもかかわらず、作業者はフェアウェイを譲ってくれません。マナーがあるようで無いようでよくわかりません。

 中国ではまだまだゴルフは贅沢なようで、国有企業の方はゴルフをされる方が少ないようです。しかしゴルフ場が少ないせいか、プレイ代は上がってきました。厳しい環境にはありますが、ゴルフを通じていろいろな方との出会いもあり、これからも健康に気を付け、ゴルフを続けていきたいと思います。

 それでは、次回は大のスポーツマンでさわやかな野村貿易(上海)有限公司の川村さんにお願いしたいと思います。

 拙い文章にもかかわらず、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

青島四方川崎車両技術有限公司 佐治友英

 

 


 

 
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