月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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ふるさと自慢
<千葉県浦安市>

こんにちは!私は洋馬(山東)研発有限責任公司の秋山と申します。私のふるさとは千葉県浦安市です。ディズニーリゾートで有名な浦安市の自慢は「とても住みやすい」都市でもあることです。ここでは、皆さんが将来東京勤務になった際に、「浦安市に住みたい」と思ってもらえることを目指して、その魅力をお伝えしたいと思います。

第一に、通勤が便利な所があげられます。 千葉県のご当地キャラクターは「チーバくん」という千葉県の県境の形の”ふしぎないきもの”なのですが、浦安市はちょうど彼の舌の部分に位置しています。地図を見ていただくとわかる通り、浦安市から東京までの距離は、チーバくんの目と鼻の先の距離よりも近いのです!東京メトロ東西線浦安駅から大手町駅まで20分、JR京葉線新浦安駅から東京駅まで20分と、東京まであっという間です。


浦安市の位置と千葉県マスコット「チーバくん」

第二に、市の施設が充実していることです。大きな図書館や公民館などの文化施設や、多くの公園、スポーツ施設があります。特にご紹介したいのは、市立中央図書館です。県立図書館並みの蔵書数を誇る大きな図書館で、勉強や調べものがはかどる学習室・サイレントルームがあります。図書館の中に軽食を食べる場所もあり、一日中図書館の中で過ごすことができます。広い子供の本コーナーや司書さんによる読み聞かせ会もあり、子どもにも楽しい施設です。皆さん市立中央図書館を訪れると舌を巻くと思いますよ!


市立中央図書館

そして第三に、なんといっても東京ディズニーリゾートがあることです。市内では毎晩、ディズニーランドからの花火を見ることができます。ディズニーランドやディズニーシーはもちろん楽しいのですが、私はディズニーリゾート内のショッピングモールやホテルに入っているレストランに行くのが好きでした。青島駐在で肥えたみなさんの舌も、きっと満足させてくれることでしょう!

実は、かつて浦安市は貝類や海苔の養殖が盛んな町だったのです。しかし戦後の経済発展の最中、工場汚水放流事件が起こるなど沿岸の海洋汚染が進み、浦安の養殖業は衰退しました。このような転換期に、「住宅地の造成」、「大規模遊園地の誘致」等を目指した海面埋立事業が実施されることになった経緯があります。今の「住みやすい」浦安があるのは、過去苦汁をなめた歴史を背景に、将来の発展を見越した海面埋め立て事業から端を発したともいえるのです。大胆な計画と漁業権の放棄を決断した当時の住民の方々に頭が下がります。

皆さん、浦安市に住みたくなってきたでしょうか!ぜひ東京勤務になりましたら、ご検討を!!

 

 

 
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