月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
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グリーン放弾
 
 

はじめまして。この度、昼も夜もホームラン王の塚本さんからバトンを受けました、洋馬(山東)技術研発有限責任公司の綱澤(つ・な・さ・わ)と申します。

名前にフリガナを打っているのは、これまでの人生で大体6割の方が「あみさわ」と読み間違えてしまわれるからです。(漢字が違うのですが。。)

日本でゴルフをしていた時も、ラウンド後ゴルフバッグをピックアップして帰ろうとバッグ置場に行くとまあまあの確率で「た行」のところにはバッグはなく、それでもうろたえることなく冷静に「あ行」のところに行くと見つかります。
「つ・な・さ・わ」と申しますので以後お見知りおきいただけますと幸いです。

前置きが少し長くなってしまいましたが、私は青島に赴任して1年ちょっとになります。ゴルフは若いころに楽しんでいましたが、結婚して子供が生まれてだんだんゴルフから遠ざかり、ここ十年くらいはクラブすら握っていませんでした。

そんな折、今回の海外赴任で引越業者さんが下見に来られた際に、「ゴルフバッグはどうしますか?料金変わらないですよ」と言われ、「じゃあお願いします」と、とりあえず持っていく事に。おかげさまで青島でも素敵な仲間に巡り合うことができ、今では比較的頻繁にラウンドをするようになりました。

若い頃も決して上手ではなく、今もようやく昔の勘を取り戻しつつある状態で、まじめなコンペなんぞ出場できるレベルではないですが、機会があれば皆さまともラウンドできればと思います。
中国で改めてラウンドするようになって日本でのゴルフと一番違うなと感じた事は、スルーで回るかハーフで休憩を挟むかですが、それ以外にも中国ではほぼキャディーさんがつきますね。私が日本でラウンドをしていた十数年前にはもう既にほぼほぼセルフプレイがデフォルトになっていたので、キャディーさんとラウンドすることは新鮮に感じます。

そして、ナイスショットに「漂亮!」と言ってもらったり、グリーンの傾斜を読んでもらってその通りにカップインすると一緒に喜ぶことができ、一人でスコアメークするのとは違い、コミュニケーションを取りながらラウンドすることで一体感を味わうことができるので改めて楽しいなと感じます。

て、エラそうに書きましたが、中国語はほとんどわかりません。多分もっと聴いたり喋れたりできると更に楽しいんだろうなと思い、目下のところそれが中国語レッスンに通うモチベーションの一つになっています。

ゴルフ自体の上達ももちろんですが、中国語も上達してキャディーさんと冗談の一つでも言い合えるように精進してまいります。

そろそろお時間が来たようですので、次の方にバトンをお渡ししたいと思います。次回は私の2日先輩で、ゴルフも中国語も私のはるか上を行く、青島一いや、山東省一のチッパー使い、青島白鷹服装有限公司の森岡さんにお繋ぎします。

ありがとうございました。

洋馬(山東)技術研発有限責任公司 綱澤 啓

 

 


 

 
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