月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

グリーン放弾
 
 

  みなさま、初めまして。NX国際物流(旧日通)青島支店の邵と申します。
  今回山口銀行の平田さんよりバトンを頂き、グリーン砲弾を打たせて頂きます。

  私は4年ほど前に恋心を寄せていた女性が「ゴルフができる男性ってカッコいいよね」と放った一言が、僕とゴルフの出会いでした。入社3年目の夏にボーナスを握りしめ、彼女と新橋のゴルフ屋を訪れたことは今でも忘れません。「最初は状態が良い中古のものを買えばいい」と彼女が助言をしてくれる傍ら、私は見栄を張ってしまい、新品のCallaway一式を購入しました。もちろん翌日からカップラーメン生活が一か月続きましたが、大人の階段を上ったような気がして、ワクワクが止まりませんでした。

  運動には自信があったので、ゴルフなんてイージーだろうと思っていたのですが、いざやってみると全然思い通りにならず、貯金残高が減るだけの活動となっておりました。それからというもの、ゴルフの魅力をイマイチ実感できないまま、3年が経ち、私は入社6年目に突入し、青島駐在で来中しました。

  色んな人と出会い、ゴルフとしっかり向き合おうと決意し、パーソナルに通いました。青島で最初にコースを回った時は、スコアは130オーバーで散々なものでしたが、プレーをする中で一つ一つ課題が見つかり、それを克服することの楽しさにハマりました。

  また、ゴルフは再現性を重視するスポーツであり、どんな時も心を穏やかにしてプレーすることの重要性に気づきました。それからは、コースに出るたびにスコアを更新し、ベストスコア104を記録した時は、本当に嬉しかったのを今でも昨日のように覚えております。

  今では、自分のプレーのみならず、ほかのプレイヤーに対して配慮する余裕も少しずつ生まれてきました。

  ゴルフが上達するにつれ、私生活でも変化がありました。

  常に落ち着いて物事に対処する、どんな時も周りの方に配慮する、現状に満足せず日々精進する。これらのことは、私がゴルフを通じて学んだことであり、今では私にとって大きな財産だと確信しております。

  結果として、当時恋心を寄せていた彼女はそばにはおりませんが、ゴルフとは今後一生の付き合いになると思っております。ゴルフに出会えたこと、そして、ゴルフの魅力に気づかせてくれた皆様に心より感謝申し上げます。

  これからは、ゴルフを楽しむだけではなく、ゴルフの魅力をまだ実感しない方へ発信していけるよう、引き続き邁進していきたいと思います。

  さて、次回は、私が知る中のトップ オブ ザ ムードメーカーであり、盛り上げと気配りでは右に出るものはいない青島ヤングメン代表。豪快さ・繊細さ・包容力の三刀流使い、三菱UFJ髙木さん、どうぞ宜しくお願い致します。
  また一緒にコース回りましょうね。

 

 


 

 
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