月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

ふるさと自慢

<静岡県磐田市>

月刊青島を御覧の皆様、はじめまして。青島日本人学校の渡邊浩之と申します。今回のふるさと自慢は、「静岡県 磐田市」を御紹介します。私は磐田市に住んで30年弱ですので、あまり多くは語れないため おもいつくまま紹介いたします。


R-C.gif静岡県の西部地区に位置し、浜松市とは天竜川をはさんで隣り合わせになっています人口は約17万人ほどの小さな市です。約500基以上の古墳が現存し、奈良時代には、遠江国分寺と遠江国府が置かれ、江戸時代には、東海道53次見付宿として繁栄するなど、東海道のほぼ真ん中に位置し、東西交通の要所として発展してきました。

 

 

〇スポーツの街 磐田
・ジュビロ磐田(サッカー Jリーグ)
サッカーが好きな方は御存じではないかと思います。このジュビロ磐田は、地域貢献の一つとして毎年磐田市内の小学校5・6年生全員を招待してのリーグ戦観戦を行っています。(ちなみに私は清水エスパルスのサポーターなので、磐田にいる時は、360度完全アウエー状態でした)

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・静岡ブルーレブス(ラグビー リーグワン)
今年からチーム名や所属が変わりましたが、ワールドカップでも名をはせた五郎丸選手も所属していたチームです。こちらも地域貢献を積極的にしており、市民に大変親しまれています。 写真は、小学生との交流会でラインアウトのボールを受け取る体験の様子です。

・卓球クラブ
東京オリンピックで金メダルを獲得した、水谷準・伊藤美誠の両選手の出身はここ磐田市。このラリーナは卓球専用の施設ということで卓球台12台がずらりと並び、誰でも卓球を楽しむことができます。もちろんメダリストのコーナーもあるようです。

 

 

 

 

 

〇「海老芋」食べたことありますか?

磐田には「メロン」「シラス」「ウナギ」等いろいろおいしいものはあるのですが、ちょっと他には、ないものとして「海老芋」を紹介します。
生産量は日本一。里芋の一種の唐芋を特殊栽培した根菜です。海老のように反り返った形と縞模様が特徴で、肉質はしっとりとして、きめ細かい味です。高級食材として重宝されことが多いのですが、スーパーなどでも気軽に購入することができます。シンプルに、皮をむいて、しょうが醤油に付けて食べるのもよしです。地元食材として小学生が栽培したものをバザー等で販売することもあります。ぜひぜひ御試食ください。

 

 

 

 

 

〇イメージキャラクター「しっぺい」
sippei.jpg 地元にある悉平太郎(しっぺいたろう)伝説「地元の見附天神のお祭りには、人身御供のしきたりがあった。それをなくすために怪物の弱点である信濃の国の悉平太郎という犬をつれてきて、怪物を退治した」をもとにつくられたかわいらしいキャラクターです。紅白の綱を巻き、赤いふんどしがチャームポイント。数々のイベントにも登場し、市民に愛されています。私も、しっぺいのイラスト入りポロシャツを愛用しています。

 いかがだったでしょうか?磐田市の魅力が少しでも伝わって、「ちょっと寄ってみようかな」と思っていただけたらば幸いです。ありがとうございました。

 

 
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