月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

グリーン放弾
 
 

皆様、こんにちには。エレマテックの加柴と申します。
今年でかれこれ青島駐在8年目になりまして、さぞゴルフが上手いだろうとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしい事に未だに120を切る事がございません。
野球やテニス、サッカーやバスケットボール等の球技全般が、私は大の苦手という事が最大の要因なのですが、コンペに参加させて頂いた際にはもれなく猛打賞が付いてくる事となっております。つまり、私は青島1ゴルフが下手糞なのですが、この様な機会を頂く事ができましたので、寄稿させて頂きます。

私がゴルフに触れるきっかけとなったのは、新入社員時代の任地である静岡県三島市でした。実は三島近隣には多くのゴルフ場があり、打ちっぱなしも多く、ゴルフ環境としては恵まれた場所でありました。
なので、私がゴルフに触れるにはそう時間がかからず、それは三島着任後の4日後の事でした。先輩から仕事終わりに「軽く行くかー」と言われ、一体どこに軽く行くのかと全く分からないまま車に乗り込み、街灯も少ない山道を不安に駆られながら20分程、着いたのは暗闇に煌々とライトアップされた練習場でした。
そこで私は右も左も分からぬまま、人生初、そしてスーツのままゴルフの打ちっぱなしを行ったのです。クラブの握り方や、立ち方等を手取り足取り教えて貰い、その1か月後にはラウンドデビューへ。
初ラウンドの結果は散々な物でしたが、富士山を見ながらのラウンドは心地よく、非常に気持ちの良い一日でした。
最終的に日本でのラウンド経験は5回ほどで、打ちっぱなしが中心の生活でしたが、逆転したのが青島生活です。上司から「コンペやるよー」と言われた青島着任の翌日、私は石老人のグリーンに立っておりました。
三島では山奥で行うゴルフが多かったのですが、海岸沿いに打つゴルフは新鮮で、池ポチャならぬ海ポチャを経験する事が出来ました。

ラウンド中心の青島生活では、無くなった球は数知れず、数えた打数は無限大。との事で、青島にある各ゴルフ場の記録を違った意味で塗り替えております。
目下の目標はと言いますと、「猛打賞からの卒業」とさせて頂きたいです。
皆様の掲げる目標に比べますとレベルが低く、公言するのもおこがましいのですが、こんな私でも宜しければ、お声がけ頂けますと幸いです。
そして、この場をお借りして今まで一緒に回って頂けた寛容な方々に感謝いたします。
ありがとうございました!

それでは、山口銀行の平田様にバトンタッチさせて頂ければと思います。

 人生初ゴルフ          三島の山ゴルフと青島の海ゴルフ

 

 

 


 

 
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