宿泊学習 中学部
中学部は2泊3日で青島市内の宿泊学習を行いました。今年度の中学部宿泊学習のスローガン「一関二笑〜Take the best picture〜」のもと、全員元気に出発しました。
1日目は海信探索中心にて、体験的な展示を楽しみながら総合科学について学んだ後、数多くの歴史上の人物が訪れたとされる琅琊台に登りました。
2日目。午前中は、春秋戦国時代の風を感じながら齐长城遗址と珠山国家森林公園を巡りました。大昔から残る長城の偉大さや岩山の雄々しい姿に感動し、濃密な2時間となりました。その後、ドイツ总督官邸旧址へ向かいました。伝統的な中国文化と異国の文化が融合した美しい青島の文化、そしてそれを生み出した青島の歴史について、たくさんのことを学ぶことができました。
最終日。旧市街を歩き、ドイツや日本の統治時代に作られた様々な建造物を見て回りました。赤煉瓦の街並みやドイツ風建築の美しさに心が躍ります。一方で、そこにある歴史について考えさせられる場面もありました。
学校を離れ、青島の街を実際に歩き、目で見て肌で感じることを通して、自分たちが住んでいる街の文化や歴史、日本とのつながりを再発見することができました。
修学旅行 小学部6年生
小学部6年生は、2泊3日で修学旅行を行いました。1日目は、高速鉄道に乗り、済南市へ移動しました。済南市では、黒虎泉や大明湖に行きました。湧水の池として知られている場所です。透き通る水と蓮や柳などの植物に触れ、子どもたちも歓声をあげていました。その後泰安市に移動し、世界遺産の泰山に登りました。心配された天候でしたが、雨が落ちることはなく、曇りの登山日和となりました。みんなで声を掛け合いながら、全員そろって、登頂することができました。
2日目も天候に恵まれ、少し暑いくらいの陽気となりました。朝は3時に起床し、泰山の頂上から御来光を見ました。朝日が雲の上に見えると子どもたちも歓喜の声をあげていました。午後からは世界遺産の三孔である孔子廟、孔子府、孔子林に行きました。
最終日。午前中は孔子博物館に行きました。孔子の功績や儒学の教え方、清や明の時代の文化と文物について学びました。この修学旅行で文化や歴史について学ぶと共に、集団行動や公衆道徳についての学びを深めることができました。充実した2泊3日の旅となりました。
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