月刊青島--青島日本人会生活文化会発行
目次

青島日本人学校          

 

「書き初め会」

 1月11日(火)には、全校で書き初め会を行いました。書き初めの由来は平安時代の宮中行事と言われており、江戸時代に庶民の間にも広がるようになったそうです。新年に字を書くことで文字の上達を願い、その年の心構えや抱負などを書きます。小学部の1、2年生は硬筆を行いました。小学部1年生が「お正月のできごと」、小学2年生は「元気にあいさつ」を集中して書き上げました。小学部3年生からは毛筆になります。3年生が「美しい心」4年生が「明るい心」5年生が「新しい風」6年生が「将来の夢」を書きました。普段の習字で使う半紙よりも大きな紙のため、大変そうでしたが準備から書き初め、片付けまで静かな雰囲気の中行っていました。中学部からは行書で書きます。1年生が「不言実行」2年生が「新たな目標」3年生が「友好の精神」という字を書きました。一筆一筆に心を込めて、最後までしっかりと書き上げることができました。

「新春かるた大会」

 1月20日(木)の朝の時間で「新春かるた大会」を実施しました。小学部の低学年、中学年、高学年、そして中学部に分かれて、それぞれのブロックでの勝負枚数は違いますが、『競技かるた』を楽しみました。小学部高学年と中学部は100首に挑戦したので、詠まれる速さも速く、取る時間も限られた中での勝負でした。どの学年も何回か練習を重ね、覚えてきて当日を迎えました。休み時間に校長先生に覚えた詩を暗唱していた成果が出せた児童もいたのではないでしょうか。本番は、相手に先に取られた時は悔しそうで、逆に早く取れた時は、とても誇らしい様子が見てとれました。勢いよく取り札をとっていて、勝負事ではありましたが、かるたを楽しんでいました。日本の誇りある文化を体験できて良かったと思います。

 

 

 

 

「ふれあい天文学」

 かるた大会と同日の20日(木)午後には「ふれあい天文学」もありました。これは、日本の国立天文台の天文学者が講師として子どもたちに出張授業をしてくれる事業です。当日は小学部4年生から中学部3年生までが参加し、「はやぶさ2」の話を聞きました。どんなプロジェクトなのか、どうやってサンプルを回収したのか、小惑星リュウグウはどんな天体なのか、などをきれいな写真や動画などで分かりやすく教えてもらいました。子どもたちからは、「『はやぶさ2』の速さはどれくらいなのか」「サンプル回収のとき、岩石が飛び散って機体が壊れなかったのか」などたくさんの質問がでました。専門家に直接話を伺う貴重な体験ができました。講師の松本晃治先生、ありがとうございました。

 

 
 

 ※ 児童・生徒数……小学部50名、中学部18名、合計68名(2022年1月31日現在)

              学校概要    

学校名

青島日本人学校

開校期日

平成16年(2004年)4月1日

運営主体

青島日本人学校運営理事会

学校形態

全日制日本人学校
小学部 各学年1学級 計6クラス 中学部  各学年1学級 計3クラス

所在地
入学・転入学の問い合わせ先

〒266034
青島市市北区同安路56号
電話:0532-8569-8260
FAX:0532-8569-6163
E-mail:qingdaojs@qingdaojs.org
URL:http://www.qingdaojs.org

入学金・授業料

入学金15,000元 授業料(月額)5,000元

青島日本人学校では,小学部・中学部ともに,随時転入学を受け入れております。「学校の様子を見学したい」,「こんなことを聞いてみたい」等のご要望に対しても,常時電話やメールで対応いたしますので,お気軽にご連絡ください。

 


 
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