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小学部1年生は、『こころはっぱ』というお話から、友だちとの関わり方について学びました。「ともだちほしいなあ。」と呟いた、いのしし君の気持ちを考えて、声をかける3匹の動物たちの行動を、役割演技を通して考えることができました。また、友だちと一緒にいて嬉しかったことや、かけてもらって嬉しかった言葉を自分達の「こころはっぱ」に書き、教室に掲示しました。これからも進んで友達とかかわり、仲良くすることを実践してほしいと思います。 |
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小学部2年生は、『あいさつっていいな』というお話で挨拶について学びました。「おはようございます」、「ありがとうございます」、「ごめんなさい」など、普段、何気なく使っている挨拶。でも、その挨拶には、自分と相手を元気にさせる魔法のような不思議な力があります。今後も、元気な挨拶を続け、自分と周囲の人の心を結び付けられるようにしましょう。本日は、ご参観ありがとうございました。 |
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小学部3年生は資料「なかよしだから」を読んで、「よい友達」になるためには、どうしたらよいかを考えました。子どもたちからは「友達の気持ちを考える」、「友達のこれからのことを考えてあげる」という意見が出ました。子どもたちは、これからたくさんの人と出会います。そして友好関係も増えていきます。「よい友達」関係をたくさん築いていってほしいです。本日は、ご参観ありがとうございました。 |
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小学部4年生は、きまりやルールについて考える授業となりました。授業ではまず教科書を読み、ごみを捨ててはいけない場所に、ついごみを捨ててしまった男の子の姿を通して話し合いが進みました。「きまりをやぶるから罰があればよい。」「罰のためにやらなくなるのは、それが悪いと分かっていないからだ。」など、友だちのそれぞれに違う意見を聞きながら、考えを深めていきました。これからも授業や生活を通して、みんなで考える道徳を進めていきたいと思います。 |
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小学部5年生は、松永順庵という医師の姿から、広い心で人と接することの大切さについて学びました。順庵の弟子である孝吉は、母親が重い病気であることを知り、順庵の薬部屋から薬を盗んでしまいます。責められることを覚悟していた孝吉ですが、事情を聞いた順庵は、薬を持たせ、母のもとに帰らせるのです。相手に過ちがあったとしても、許す心をもって接することが時には必要になります。自分の生活を振り返り、相手の立場に立ち、思いやりの心をもつことが大切だということに気づく時間となりました。 |
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小学部6年生は情報モラルの学習として、「けいたい電話とのつきあい方」について話し合いました。今の生活と切っても切り離せない携帯電話の便利な点や「使用のルールを決めたり、機能を制限したりすることについて賛成か反対か」について考えました。携帯電話との付き合い方について考える場面では「自分でルールを決め、そのルールを守る」という意見が多くでました。また、保護者の方にも携帯電話とのかかわりについて意見を書いていただき、その思いに耳を傾けるなどして、自分達の生活を振り返ることができたと思います。 |
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中学1年生は日本全国で「どうせ無理」という言葉に負けないという講演を行っている植松努さんを題材に「真理の探究、創造」についての学習を行いました。リサイクル会社で働く従業員が、社長から提案されたロケットづくりに参加するようになるまでの心の動きを追う中で、真理や真実を求め、探究し続けることの大切さについて考えを深めていました。本日は参観して頂き、ありがとうございました。 |
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中学部2年生は外交官として世界の平和に貢献した杉原千畝さんの教材で国際貢献と命の尊さについて考えました。杉原さんの苦悩の末の行動にはどのような思いが込められていたのかを考えるとともに、自分が杉原さんならどうするだろうか話し合うことで、自己の考えを深めました。国際的に困難を極める時代にあっても、人間として崇高にふるまい続けた杉原さんの姿は子どもたちに大きな力をあたえていました。 |
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中学部3年生は元プロ野球選手である黒田博樹選手の「背番号15が歩んだ道」という教材で、よりよく生きる喜びについて考えました。高額なMLBの年俸を断ってまで、古巣の広島カープに戻った黒田選手の生き方から学んだことや感じたことについて意見交換をすることで、考えを深めることができました。これからの自分の人生や進路についても改めて考えることができたと思います。
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第3校時は、「『特別の教科』道徳〜完全実施となった今年度の取組〜」というテーマで、校長講話を行いました。今年度から、小学部、中学部共に検定教科書を用い、学期末にはご家庭に、文章による評価で、子どもの取り組み状況や成長をお伝えしています。講話では、答えが一つでない課題に道徳的に向き合うこと、学びの振り返りを大切にしていることなどを、実際の授業の写真や子どもたちの感想を紹介することを通して説明しました。
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