小学部4年社会科見学

 本日、小学部の4年生が社会科見学に行きました。行き先は、青島市消防博物館です。青島日本人学校としては、初めてこの博物館に行きました。4年生の社会科で行っていた「火事からくらしをまもる」という単元のまとめとして博物館に向かいました。館内に入ると、青島の多くの小学生や中学生が博物館に来ていることが分かる写真が子どもたちを出迎えてくれました。
 最初に青島の消防の歴史に関するコーナーの説明を社会科担当から受けました。かつてドイツの占領下にあった頃は、ボランティアの消防団としてスタートしていましたが、少しずつ近代的になっていく様子をみんなで確認していきました。その中で、日本占領時代に、矢島彦太郎という群馬県富岡市出身の日本人が青島の消防団の組織を大きく整備した歴史があることを知り、子どもたちも日本とのつながりに驚いていました。
 その後、現代の消防署に関するコーナーでは消防士の最新の制服や防火服の説明を聞いたり、道具の使われ方を学んだりしました。消火器のコーナーでは、実際に重さを確認し、レバーを引いてみました。レスキュー体験では、滑車台にぶら下がって高さのあるところから降下訓練を行いました。実際のガス爆発があった現場の再現コーナーを見学し、火事の恐ろしさを目の当たりにしました。
 すべてのコーナーを見学したところで、それぞれのグループごとにもう少し見てみたい、調べてみたいコーナーをじっくり見る時間を取りました。今後、防災新聞という形で調べてきたことをまとめることになります。必要になりそうな写真を撮って、今後の学習のまとめをイメージすることができました。4年生として初めての社会科見学、実りのある時間となりました。
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