修了式・離任式

 感動の卒業式から1週間、青島も温かく感じる日が多くなり、いよいよ春がやってきます。3月9日は平成30年度の修了式でした。修了証授与では、一人ひとり担任の先生から呼名され、「はい」という大きな返事で答えていました。学年代表生徒は、直接校長先生から修了証を受け取りました。
 校長先生のお話では、「今年一年の頑張りが修了証という形になっています。修という字の意味は正しく整えるという意味、了という字の意味は赤ちゃんが誕生を待っている姿と言われています。1年間を振り返って、修了証に書かれていることを理解し、4月から新しいスタートをしてください。」とお話がありました。
 次に、児童生徒代表からこの一年間を振り返って発表がありました。小学部1年生も児童からは、「運動会が一番思い出に残りました。たしざんやひきざんができるようになりました。たくさん練習してなわとびができるようになりました。4月から新しい1年生のお手本になりたいです。」と抱負を話しました。
 中学部2年生からは、「今年はリーダーとしての大変さを一番学びました。みんなにかける言葉を雰囲気を考えながら選ぶことの難しさがありました。来年は中学3年生となるので、しっかり引っ張っていきたい。」と述べました。
 修了式の後、今月の詩の表彰がありました。1年間かけて何度も校長先生に会いに行って、すべての詩を暗唱しようと頑張りました。達成した児童には校長先生からメダルが贈られました。名前を呼ばれると大きな声で返事をし、誇らしげな表情でした。1年間本当によく頑張りました。
 残念ながらこの3月で転出する7人の児童生徒からあいさつがありました。「短い時間でしたが、みんなと過ごせて楽しかったです。ありがとうございました。」と感謝の言葉を語っていました。本当に名残惜しいですが、青島日本人学校で培った力をそれぞれの新しい場所で大いに発揮してください。期待しています。
 会が終わった後は小学部と中学部に分かれて春休みの生活について学部主任の先生からお話がありました。小学部では、1年の初めに話した「あいさつ」「ろうか歩行」「言葉遣い」を振り返りました。また、春休みを元気に過ごし、新しい年度、4月を迎えてくださいというお話がありました。中学部では、この春休みに大いにリフレッシュして来年度から新たな気持ちで頑張りましょうというお話がありました。
 1時間の学活を挟んで3時間目に離任式がありました。本日をもって、長年学校を支えていただいた4人の先生方が本校を去られます。卒業した小学6年生と中学3年生やたくさんの保護者にも参加いただきました。
 離任される先生方に代表の児童生徒がお別れの言葉を伝えました。「先生のおかげで教えてもらった教科が好きになりました。」「日本に帰られるのはさみしいですが、私にかけてくれた言葉を忘れずにこれからも過ごしていきたいです。」など、別れを惜しむ言葉に会場はさみしさに包まれました。
 離任される先生方一人ひとりからもお別れの言葉がありました。多くの児童生徒が最後の言葉を涙をこらえながら真剣に聞いていました。最後には、4人の先生から『カントリーロード』の合唱のプレゼントがありました。遠く離れていても、道は続いていて、どこかで私たちはつながっているはずです。先生方からの大きなメッセージを受け取りました。
 保護者を代表してPTA会長から、青島日本人学校のためにご尽力いただいた先生方に感謝の言葉をいただきました。PTA役員の方々からもそれぞれの先生方に記念品が贈られました。
 離任者退場では、児童生徒全員でアーチをつくって見送りました。校歌を合唱する中での退場となりました。離任される先生方は、校歌の歌詞にもある明日の日本へ漕ぎ出していきました。今まで青島日本人学校のために本当にありがとうございました。新天地でのご活躍を祈念いたします。
トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 JSQアルバム 通学バス 転入学 トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 通学バス 転入学 トップページへ メールでのお問い合わせ トップページへ トップページへ トップページへ