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2月19日(火)に4年生10名は工場に社会科見学に行きました。1社目は青島市内のミニストップのお弁当・おにぎり・パン・お寿司を作っている青島チルディさんです。始めに担当の方から会社についての説明をしていただきました。工場は年中無休で稼働していることや、製造したお弁当やパンをその日のうちに市内のミニストップ全店舗に出荷しているという話に子どもたちは驚いていました。 |
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工場見学では、見学前に白衣、髪が食品に入らないようにキャップをし、入念な手洗い、消毒をし、食品を扱うということは清潔であること、安全安心であることが大事だということを身をもって体験しました。
また、決められた分の商品だけを作ることで食材の無駄をなくすこと、食材が入っていた段ボールや梱包材を再利用するなど環境に配慮した取り組みをしていることが知りました。無駄をなくすことでコストを削減し、さらには環境にも配慮することになるということが分かりました。 |
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工場見学の後、自分たちでシーチキンおにぎりを作る体験をさせていただきました。見学の中で、従業員の方がわずか8秒足らずでやっていた工程。初めは子どもたちも「簡単にできそう」と言っていたものの、見るのとやるのでは全く違っていたようです。そこにはおにぎりと海苔を手に眉間にしわを寄せた子どもたちの姿がありました。改めて従業員の方の手際の良さ、そして丁寧さを実感することができました。
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おにぎりの包装体験の後、そのおにぎりと一緒に、用意して頂いたお弁当をいただきました。自分で包んだおにぎりと美味しいお弁当をペロリと食べ終わった子の中には、「これだけ美味しかったら、たくさん食べれる」と話す子もいました。
青島チルディさんのお客様が安心して安全に食べることができる衛生面、そして食べた人みんながおいしいと笑顔になれる品質の高さは、作る人のたくさんの努力があって成り立つということを知りました。青島チルディの皆さん、本当にありがとうございました。
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2社目は運動用のユニフォームやジャージを主に作っている愛達高服装さんの向上へ見学に行きました。始めに担当の方から会社の説明をしていただきました。糸を購入してから服を作るまですべて愛達高服装さんでやっていることや、その服がどんなメーカーから発注を受けているものなのかなど、丁寧に教えていただきました。特に自分たちがよく着ているような、誰もが知っているメーカーの服も取り扱っていることに驚きました。
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工場の見学では、まず服に刺しゅうやプリントを施す加工工場を見せていただきました。機械で印刷したり刺しゅうを施したりしますが、最終的には人の目でしっかりとチェックし、細かなプリントミスも見逃さないところから、愛達高服装さんの高品質な品物へのこだわりを感じました。
また、ミシンの機械が一斉に布へ刺しゅうを施す光景には、子どもたちも見入ってしまいました。そして自分の服の刺しゅうもこのように作られているのかと知ることができました。
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次に糸から生機を作る工場を見学しました。生機のサンプルの多さに大変驚きました。糸の編み方によって肌触りや伸縮性が全く異なる生機になることに子どもたちは驚いていました。
また、製造されたたくさんの布はすべて製品として形を変え出荷されることや、生地を無駄なく使うように型を作っていることも分かりました。
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1時間ごとに機械の点検を行ったり、お客様の目線になり、何度も品質のチェックを行っているなど安全に対する徹底ぶりにも驚きました。実際に見学することで、工場では機械の自動化が進んできてはいるものの、やはり最終的には人間の目や手で見て、触れて確かめることが、お客様へ安心につながるということが分かりました。愛達高服装の皆さん、本当にありがとうございました。
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