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本日、本校で道徳参観・懇談会が行われました。小学部では各学年、中学部では合同で授業が行われました。また、懇談会では各クラスにおいて、今日の道徳授業、子どもの家庭や学校の様子について話し合いが持たれました。 |
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1年生は、「ともだちとなかよく」という学習内容で、友達の良いところ見つけをしました。資料を読み、本時の目標を確認した後、友達の良い所を付箋に書き、お互いに伝え合う活動をしました。友達から「頼りになる」「優しい」「おもしろい」などという言葉をもらって、子どもたちは嬉しそうでした。お家の方々にも、子どもたちの良い所を知ってもらう良い機会となりました。これからも引き続き学級全体で友達の良いところ見つけに取り組んでいきます。ご参観いただいた皆様、ありがとうございました。 |
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2年生は、「あなたってこんなにすてきだよ」の授業をおこないました。自分のすてきなところを友だちに見つけてもらう、友だちの良いところ探しです。「笑顔がすてき」、「水泳が上手」、「中国語が話せる」など、たくさんすてきなところはあると思いますが、クラスの友だち一人につき一つだけを厳選して書いてもらいます。クラスのみんなからすてきなところを見つけてもらい喜ぶ子どもたちでした。友だちのすてきなところ。もっともっと見つけましょう。そして、もっともっとすてきなところを伸ばしましょう。ご参観いただいた皆様。ありがとうございました。 |
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3年生は、わたしたちの道徳の中から、「心と心のあく手」を題材に、「相手のことを思いやり、進んで親切にする」をテーマに授業を行いました。はやとの行動が親切かどうか話し合うことを通じて、相手の立場や思いを想像し相手の為に何とかしたいという思いが親切な行動につながることに気付き、相手を思いやって進んで親切にしようとする道徳的判断力を養う学習でした。難しい内容でしたが、本当の親切って何だろうを真剣に考えた学習でした。
本日はご参観いただきありがとうございました。 |
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4年生は「なくなったまさかり」という故事成語をもとにした資料から、自分の思い込みによるまちがいをしたときの行動について話し合っていきました。子どもたちは自分の経験に当てはめながら考えを深め、勝手な思い込みをしないためには互いの信頼を築くことも大切であること、その信頼関係をつくるには自分の過ちを素直に認め行動することも大事であるという考えを共有することができました。これからも今日の授業を生活の中につなげ、その価値を実感できるように指導していきたいと思います。今日はたくさんのご参観ありがとうございました。 |
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5年生は、「手品師」という読み物を題材に、誠実に過ごすためにはどのような考えが大切かというテーマで授業を行いました。主人公の手品師が、大劇場というチャンスと、男との約束との間で悩み、葛藤しながも迷いを乗り越えた。その迷いを乗り越えさせたものは何だったのか、ということについてじっくりと話し合いました。授業の最後には、「迷うっていいことだ。」と誠実にするためには、迷う、葛藤するという心の揺れ動きが大切だと考える児童の発言があり、誠実に過ごすことの大切さや難しさがよく考えられた授業になりました。 |
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6年生は「知らない間の出来事」という読み物資料で、友情を深めていくにはどうすればいいか考えました。悪いことをしてしまったと思い、謝る場面で、その役割を演じることを取り入れました。子供たちは、「自分が悪いことをしっかり認めて、謝ることが大切だと思った」「相手の気持ちを考えて行動するように気をつける」などの感想を述べていました。懇談会では、「子育てで大切にしていること」について話し合っていただきました。これからも授業だけでなく、様々な場面で、保護者と協力しながら、子供たちの道徳性を育んでいきたいと思います。 |
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中学部は、中学部合同で授業しました。「卒業文集最後の二行」という題材を扱い、いじめの加害者だった筆者が、30年後の今も後悔している様子にふれました。その後、いじめの解決や防止のために必要なことは何か、加害者、被害者、傍観者の立場になって考えました。生徒からは、「いじめをやめさせることは難しいけれど、誰かが行動しなければいけないということが分かった。」「子どもだけで起きていることだから、大人も干渉して、子どもたちにいじめはいけないことだと教えてほしい。」などの意見がでました。ご参観いただいた皆様ありがとうございました。 |
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休み時間に図書館で校長先生の講話が行われました。内容は小学校で次年度から教科化される特別の教科道徳についての説明と、今年度各クラスで行われている授業の取組についてでした。教科に向けての動き、新たな内容の追加や評価の方法など、今日の道徳の授業や懇談会で話会われた内容を活かして、道徳教育を進めていきたいと思います。 |