青島日本人学校/JSQアルバム/平成29年度/１学期授業参観・学級懇談会

１学期授業参観・学級懇談会

	１年生は、国語の授業をしました。「はっきりした声は、口の開け方から」ということで、はじめに母音の口の開け方を確認した後、「うたにあわせてあいうえお」の音読をしました。音読の際には、両手でしっかりと教科書を持ちながら読むことができました。次に、「あ・い・う」で始まる２文字、３文字の言葉集めを楽しみました。発表の時は、「はい、～です。」と返事をしてから答えることも練習中です。最後に、「い」を書く練習をしました。今週は６日間と、入学早々長い１週間を過ごした１年生。今日の授業参観、よく頑張りました。保護者の皆様、ご参観いただきありがとうございました。
	２年生は、最初に昨日の新入生を迎える会で行ったマラカス演奏をしました。迎えられる側から迎える側になった２年生。１年間の大きな成長の変化を保護者の皆様に見せることができました。そして、授業では、算数の筆算を行いました。今後、二桁の筆算から三桁、四桁と位が大きくなっていきます。しかし、基本は毎日の宿題でするマス計算にあります。速く正確に答えられるように頑張っていきましょう。本日は、多数のご参観をありがとうございました。
	３年生は、「国語辞典の使い方」の授業をしました。「広い」の意味を調べることを例にして、「つめ」「はしら」「見出し語」「五十音順」の順に調べることを学びました。学習のまとめには、参観している保護者から調べてほしい課題が出され、調べる順番に従って辞書を引いて調べました。保護者に調べた言葉の意味を渡し、合格をもらった子供たちは喜んでいました。「調べることが楽しい」の子供たちの声は、学ぶことの楽しさを知った言葉に聞こえました。本日は、参観ありがとうございました。
	４年生は図工の授業を行いました。題材名は「たたかえ紙コップモンスター」です。紙コップの加工を通して試行錯誤して考えることが授業の目的です。みんな夢中になってたくさんのモンスターを作り出し、それぞれのアイディアや工夫をたくさん見つけることができました。子ども達は造形活動を通して楽しみながら図工の力を身につけられたと思います。本日はご参観ありがとうございました！
	５年生は、算数科の体積の授業をしました。直方体と立方体の２つの形を比べて、どちらがどれだけ大きいかを考える問題に取り組みました。それぞれの形の大きさを比べるために、「水を入れよう、小さな立方体を敷き詰めよう。」や「２つの形を重ねて、はみ出ている大きさを比べよう。」など、色々なアイディアを出し合って、２つの形の大きさ比べに取り組みました。絵や図、式、言葉、模型など様々なものを使って自分の考えを伝え合う活動をこれからも大切にしていきます。本日は、たくさんのご参観ありがとうございました。
	６年生は算数の図形の授業で、「線対称な図形の残り半分はどのようにしてかけるだろうか」という課題にのぞみました。最初はマス目を利用して、マスの個数を数えたり、長さを測ったりして残り半分の図をかきました。かいた図をお家の方に確認してもらい、かき方を説明しました。次に、「マス目がない場合はどうしたらかけるだろうか」と問いかけ、３つのグループで話し合いながら、説明することができました。「説明すること」は難しいですが、説明に必要なことばは何か、どのような順でかけばよいか、うまく伝えるにはどうすればいいかをこれからも話し合いなどの活動を通して身につけてほしいと思います。
	入学して１０日足らずの中学部１年生は、学級活動として「中学生になって今感じていること」を交流しました。学習面で負担や不安を抱えている意見が多く聞かれました。学級みんなとの生活については、よさや改善点が出され、生徒たちの前向きな気持ちを感じることができました。今日の発言にあった「少人数だから大変だけれど、少人数だからこそ楽しめる」よさを実感できる日々を送っていってほしいと思います。後半の学級目標を決める話し合いは、次回に続きます。どんな学級目標が掲げられるのか楽しみです。
	中学部３年生は、歴史の授業を行いました。満州事変によって、日本の国内・国外ではどのような影響があったのか、それぞれペアで調べ学習を行い、発表しました。その後話し合いをしました。「当時昭和恐慌もあり、経済を少しでも良くしてほしいという人が多かったから、日本では政策に反対する人は少なかったのではないか。」、「中国国内の人にとっては、日本のやり方は許すことができず、怒りを感じたはずだ。」といった意見が聞かれました。生徒は、これらの話し合いから、当時の状況を多角的に見つめました。ご参観いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。