小学部4年生 社会科見学 青島チルディさん 愛達高服装さん

 1/31(水)に4年生14名は社会科見学に行きました。『地域の産業を見学し、つながりを考えよう』というめあてを持ち当日を迎えました。1社目はミニストップのお弁当・おにぎり・パン・お寿司を作っている青島チルディさんです。まずは担当の米田さんに会社について説明をしていただきました。365日休まずに製造し続けること、1日に作っている数や新製品の話に子どもたちはとてもおどろいていました。
 説明のあと、工場見学をしました。用意していただいた白衣に着替え、粘着テープで服の汚れをとり、手を洗った後さらに2段階もの消毒をします。食品を作るのに安心・安全を第一に考えることが徹底されており、こうした努力がお客様の信頼につながっているのだと実感できました。

 工見学のあと、自分たちでツナおにぎりを作る工程を実際にやらせていただきました。ツナマヨネーズをおにぎりのくぼみに入れ,のりを巻き、包装します。工場見学の時によく観察しましたが、やってみると難しく、これを毎日やっている方々の手際のよさがどれだけすごいかをより実感することができました。おにぎりの包装体験のあと、そのおにぎりと一緒に、用意していただいたお弁当をいただくことができました。お弁当の美味しさに舌鼓を打ちながらも、「こんなにおいしいから、きっと青島のみんなも喜んで買ってくれるに違いない」と感想を述べていました。

 工場見学の中では、現在4年生で学習している「環境」に配慮した取り組みなども教えていただきました。学習の振り返りの際には「青島チルディさんは品質・衛生・安心・安全に気をつけて毎日仕事を行っている、それにはすごい努力が必要なんだ」と作る側の努力に気付くことができ、大きな学びとなりました。青島チルディのみなさん、担当してくださった米田さん、本当にありがとうございました。

 2社目は運動用のユニフォームやジャージを主に作っているあたご服装さんです。まず、担当の石田さんに会社について説明をしていただきました。糸を購入してから服を作るまで一貫生産していることや、事前に質問していた内容に丁寧に答えていただきました。子供たちは一日に仕上がる服の量や、取り扱っているメーカーが誰でも知っているブランドであることにびっくりしていました。
 その後、総経理の鈴木さん直々に、一緒に工場を回って説明をしていただきました。たくさんの布が倉庫に保管され、それが約1か月分でしかないことにまずびっくり。布を織る機械や自動折り畳み機をはじめ、最新の機械とたくさんの人の手で次々に洋服が仕上がっていく光景には終始圧倒されっぱなしでした。
 
 また、服を着る人の安心と信頼を得るために1時間ごとに機械の点検を行い、何度も品質のチェックを行っているなど安全に対する徹底ぶりにも驚きでした。
 実際に見学することで工場で働く人たちの努力に気付くことができました。また、中国でほとんどの原料がまかなわれること、多くの労働力を必要とする大規模な工場の経営を中国でする意味など、この青島で製品が作られることにみんなが納得したようでした。
 
 さらに新しくできた工場に移動し、刺繍や布に直接デザインを印刷する機械なども見学させていただきました。
 最後は展示ルームで記念撮影を行いました。実際にスタジアムに来たような気分になり、本当に充実した見学となりました。
 子供たちの振り返りからも、多くの驚きと学びがあったことを聞くことが出来ました。あたご服装の皆様、担当していただいた鈴木さん、石田さん、髙木さん本当にありがとうございました。
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