1学期授業参観・懇談会

 ※申し訳ございません。本日のJSQは諸事情により、写真の掲載はいたしません。ご了承ください。
 1年生にとって初めての授業参観。国語の授業をしました。初めに、あいうえおの口の開け方を練習した後、「うたにあわせてあいうえお」を音読しました。全員教科書をもちながら、元気よく言うことができました。その後はリレー読み。自分が読む場所を確かめながら読んでいました。それから、「あいうえお」から始まる言葉集めをしました。中には、「茨城県」など、1年生にとっては未だあまり聞きなれない難しい言葉も出てきました。お家の方からもアドバイスをもらい、黒板に書ききれないほどたくさんの言葉が集まりました。保護者の皆様、ご参観いただきありがとうございました。
 2年生は、算数の授業をしました。これから児童たちが一生を通してよく使うことになるであろう筆算のスタートです。2桁+2桁の足し算も筆算ですれば簡単です。そして、その筆算の計算は、1学期の始業式当日から宿題に出しているマス計算の1桁+1桁と同じものです。今後、3桁や4桁のたし算、引き算の問題が出てきますが、結局はたし算や引き算をどれだけ速く、正確にできるかということにつながります。2年生は毎日の宿題にマス計算を出します。1年間続けることで大きな力になります。頑張りましょう。本日は多くのご参観、ありがとうございました。
 3年生は、国語の授業をしました。始めに「きつつきの商売」の音読発表会、次に多義語について詩を使った学習をしました。音読発表会では、きつつきやナレーターなどそれぞれの役柄で、場面の様子を思い浮かべながら音読ができました。多義語の学習では、「とる」という詩を用いて、とるの様々な意味や使い方を知りました。「ひく」を題にして、様々なひくを集めた詩作りにも挑戦しました。「引き算で 数をひく」「ヨーイドン つなをひく」など、子どもたちの自由な発想で様々な「ひく」に関する文が考えられました。習った漢字や言葉は、日常の学習で積極的に使うことを意識して指導にあたっていきます。本日は多くのご参観ありがとうございました。
 4年生は、算数の授業をしました。月ごとに変わる気温の変化をまとめ、折れ線グラフの特徴や傾向を読み取る学習です。今回の情報は、東京とシドニーの1年間の気温の変化の様子を、表にまとめグラフを通して東京とシドニーの気温の違いを読み取りました。前回の学習では、折れ線グラフに表すための点が、正しい場所に示せなっかたり、点と点を結ぶ直線が曲がったりと、正しくい情報を得るためのグラフを書くことに苦労しました。しかし、今日の学習は、どの子も落ち着いて定規を正しく使い、グラフを仕上げて、2つの国の気温の特徴や違いを読み取ることができました。「わかった。」「できた。」の言葉がでる学習を今後とも大切にしていこうと思っています。本日の参観ありがとうございました。
 本日5年生は、授業参観で算数の学習を行いました。実は、1回目の算数の授業の時に、子供たちに「算数は好きですか?」と聞いたところ、9人中5人が「算数は苦手」と答えました。だから、本日の授業でどのような姿を子供たちが見せてくれるのか、担任として非常に興味がありました。実際の授業では、子供たち全員が挙手をして発表することができました。個別に問題を解く場面では、「一に正確さ」「二に速さ」の合言葉を思い出し、何度も見直しを行う子供の姿も多くみられました。子供たちの苦手意識を少しでも克服し、分かる喜びを感じてもらえるような授業を目指し、これからも指導していきたいと思います。保護者の皆様、本日はご来校いただき、ありがとうございました。
 6年生は算数の図形の授業で、「線対称な図形の残り半分はどのようにしてかけるだろうか」という課題にのぞみました。最初はマス目を利用して、マスの個数を数えたり、長さを測ったりして残り半分の図をかきました。かいた図をお家の方に確認してもらい、その後かき方を説明しました。次に、「マス目がない場合はどうしたらかけるだろうか」と問いかけ、子供たちは考えていました。線対称な図形の性質、対称の軸との関係について振り返り、全員がしっかりとかくことができました。今年の6年生では、「説明すること」に力を入れています。説明の仕方や必要な用語、話し方はどうすればいいか、うまく伝えるにはどうすればいいかをよく考えて、身につけてほしいと思います。
 中学1年生は、国語の授業を行いました。工藤直子さんの「野原はうたう」の4つの詩について読み取ったこと、感じ取ったことを声で表現することが目標です。ケヤキの木を題材にした「いのち」では、くりかえされる表現に着目し、前時の読解を生かした工夫が見られました。強調の仕方について確認した後には、お気に入りの詩を一つ選んで発表しました。たった2人の発表会は、緊張が張り詰めていましたが、だんだんと自分らしい声を取り戻していきました。昆虫や植物たちの願いや性格まも想像しながら、豊かに表現することができていました。短い練習時間の中で、聞き手を意識しながらの発表にまで到達しました。次回からの物語文の学習が楽しみです。 
 中学2年生は、"My Spring Vacation"というタイトルで発表しました。今回は、Show and Tell形式での発表だったので、これまでのように原稿を作って終わりではなく、パソコンを使って自分の紹介したいものを検索したり、実物を持ってきたりと準備を進めてきました。また、原稿を作成する際の条件として、50文字以上で作成することとしました。発表では、「大きな声で」「ゆっくりと」「はっきり」話すことを心がけるようにしました。生徒たちは、保護者を目の前にして緊張しているようでしたが、しっかり発表することができました。発表後は、全員が1つずつ質問しました。今回のように、原稿作成から発表の工夫、質問という流れを今後も取り入れて、表現力の向上につなげたいと思います。
 中学部3年生は、歴史で、「アジアの民族運動」について学びました。第一次世界大戦後、日本が中国に対して二十一か条の要求を示し、中国山東省の権益がドイツから日本にうつっていく過程で、五・四運動が発生した流れを教科書で学習しました。そして、青島の市政府前にある五・四広場の赤いモニュメントの写真と、その説明文を見て、どんなことが書いてあるか予想しました。生徒が中国語と英語で書かれた説明文を翻訳してみると、「このモニュメントは五月の風という名前で、当時の人々が帝国主義や、当時の封建主義に対して立ち上がったことを表しているのだ。」と気づくことができました。参観していただきました保護者、理事会の皆さま、ありがとうございました。
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