青島日本人学校/JSQアルバム/平成28年度/卒業式

卒業式

	今日は卒業式です。５年生と中学部２年生が卒業生の胸に胸章をつけました。お世話になった先輩に感謝を込めて、胸章をつけました。
	卒業式が始まりました。まずは、小学部卒業生の入場です。堂々とした入場で、上級生の風格が感じられます。
	小学部に続き、中学部卒業生の入場です。最上級生としての凛として堂々とした入場です。
	卒業証書授与では、学級担任の先生から一人ずつ呼名され、校長先生から卒業証書を受け取りました。一人一人堂々とした振る舞いで、立派でした。
	小学部卒業生の後は、中学部卒業生が卒業証書を受け取りました。呼名されたときの「ハイ」という返事は、卒業生の芯の強さを表すかのようなしっかりとした返事でした。
	校長先生からの式辞では、卒業生へのお祝いの言葉が述べられました。これから先、幾度もある試練や挫折。試練や挫折に直面したとき、前向きになって心を修正し、悩みや不安を克服していくことが自分をさらに成長させてくれる。日本と中国のかけ橋になって、広い世界で活躍してくださいとお話しになられました。
	次に、在青島日本国総領事館の総領事遠山様からお祝いの言葉を頂きました。青島で学んだみなさんは立派な若者になる基礎を身に付けた。相手の考えを尊重しながら、自分の意見をしっかりと主張できる人になっていってくださいというお話でした。
	次に、学校運営理事会理事長の藤井様よりお祝いの言葉を頂きました。全校児童生徒が兄弟姉妹のように支えあう青島日本人学校のみなさん。ここで得た人と人との結びつき、得難い経験が着実に根付き、これからに活きる。今後、豊かな心でたくましく、健やかに成長し、夢に向かって歩まれることを祈念しますというお話でした。
	最後に、本校ＰＴＡ会長の伊藤様よりお祝いの言葉を頂きました。大きくなった子供たちへ、これから先の新しい世界でも、友人や先生、応援してくれる人がたくさんいることを忘れないでがんばってくださいとお話しになられました。
	卒業制作紹介です。小学部は、校章をモチーフにした砂絵。中学部は、裁縫で作った絵合わせおもちゃ。どちらも学校で、子供たちに見たり、遊んだりしてもらいながら大切にしていきたいと思います。
	中学部送辞です。中学部２年の生徒会長からは、中学部卒業生へ向けて、最高学年の頼れるリーダーとして、いつも中学部や全校を支え、引っ張ってくれたこと。その強さや明るさ、優しさ、しなやかさをしっかりと受け継いでいきたいという感謝や決意を新たにする話がありました。
	続いて、中学部卒業生からの答辞です。一人しかいない中学３年生、そして、最高学年というプレッシャー。先生方や後輩の支え、思いに感謝しながら必死にがんばった。友情と団結する素晴らしさを学んだ。中学部のみんな自分についてきてくれてありがとう。新たな歴史を作り出してくれることを信じているという話がありました。
	次は、小学部卒業生の門出の言葉です。小学校の思い出を振り返り、６年生として過ごしたこの一年は宝物であり、青島で学んだ誇りと変わらない友情を胸に中学校へと旅立ちますというメッセージでした。
	在校生は、自分たちを引っ張ってくれた先輩への感謝の気持ちを大きな声で伝えました。「大空が迎える朝」の合唱では、曲の強弱をしっかりとつけ、これからは、自分たちが学校を引っ張っていくんだいう思いを歌で卒業生に伝えました。
	門出の言葉の最後は、中学部卒業生のピアノ伴奏で、小学部卒業生が「明日への手紙」を歌いました。別れを惜しみながらも、やさしく、気持ちのこもった伴奏や歌声に、会場にいた人たちに感動が広がりました。
	その次の校歌斉唱では、今日がこのメンバーで歌う最後の校歌斉唱になりました。それぞれが今日までの日々を思い起こしながら、慣れ親しんだ校歌を歌ったことと思います。
	卒業式次第がすべて終了し、卒業生の退場です。在校生、保護者、来賓に見守られながら、一人一人がしっかりと歩みを進めました。
	在校生、保護者、来賓に見守られながら、一人一人がしっかりと歩みを進めました。
	卒業式後、小学部と中学部に分かれ、保護者や来賓の方も交えて記念写真の撮影を行いました。手には受け取ったばかりの卒業証書、にこやかな笑顔。
	青島での思い出を胸に、これから新しい世界で、みなさんが活躍されることを期待しています。ご卒業おめでとうございます。