道徳参観・懇談会

 入学して半年が経ち、子どもたち同士のかかわりが深いものになってきている1年生。ただ、慣れ親しんできたために、ついつい本音が出てしまい、「ごめんね」の一言が言えればその場が解決できるのに。。。という場面を見かけるようになったので、今日は、資料を使って、相手を傷つけてしまったときには素直に謝ることの大切さや友達とのかかわり方を見つめ直す機会としました。今後、心のこもった「ごめんね」が聞かれることを願っています。本日は、多くの参観、ありがとうございました。
 今日の授業は、健康の大切さについてでした。日頃、スポーツをしたり、勉強をしたり、友達と遊んだりと元気な学校生活には、健康な体が必要です。そして、その健康は、一生続いてほしいものです。この健康を守るために「早寝・早起き・朝ごはん」、「うがい・手洗い」、「食べたら歯磨き」をしなければなりません。しかし、様々な理由でさぼりがちになってしまうのではないでしょうか。「病気は徐々に、怪我は一瞬」です。日常の小さな積み重ねが体を守ってくれることを今日の授業では再確認することができました。
 3年生は、「ドラえもん」ののび太くんをテーマに取り上げて授業を行いました。授業のはじめに“のび太くんになりたいですか?”と質問したところ、なんと全員がなりたくないと答えました。けんかが弱い、勉強や運動が苦手、怠け癖がある・・・などがその理由として挙がりました。しかし、次に“じゃあ、のび太くんのことが嫌いですか?”と質問をしたところ、多くの子どもが嫌いではないと答えました。どんな人にも、その人なりのよさがあることに子ども達も気づいていたからです。それは自分にも言えることで、自分のよさを見つけて伸ばしていくていくことが大切だということを学んだ3年生でした。
 4年生の道徳では,『どっちにしようか』という資料を通して学びました。主人公がどっちを選ぶこともできない状況になってしまい,とてもこまってしまう。そのあと主人公がどっちを選んだのか資料に書かれてはいません。自分ならどうするのかを考えながら,よく考えて行動することが大切だということを実感することができました。また,全員が迷いながらも素直に自分の気持ちを伝えることができ,いろいろな考えを聞く中で,みんなの考えが深まるいい時間でした。保護者の皆様、参観してくださりありがとうございました。

 5年生の道徳では、「一秒の言葉」という資料を通して学習しました。子どもたちは普段自分たちが使っている何気ない言葉が、使い方次第で相手にとって花束にもナイフにもなるということを知りました。授業後、多くの子どもたちが「これからは花束となる言葉を使いたい」と言っていました。自分を振り返り、言葉のもつ力を感じる時間となりました。本日は、多くの参観ありがとうございました。

 6年生は、いじめについての授業をしました。担任自分の命が、これまで受け継がれてきた貴重なものであることに気づかせた上で、いじめにより自殺してしまう子どもがいることに触れました。その後絵本「わたしのいもうと」(松谷みよ子作)をもとに、子ども達は被害者の家族、加害者、傍観者の立場に分かれて気持ちを考えました。被害者のことをもっとも救いたいと考えていたのは家族だという意見が出たところで、事前に保護者に書いてもらった手紙を読みました。帰りの会では、「いじめについて皆で考えることができてよかった。」「親からの手紙に涙が出そうだった」という意見が出ました。保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。
 中学部は3学年合同で行いました。どの仕事に就いてもすぐに辞めてしまう女性が、「自分なりにレジ打ちを極めてみよう」と決心したことから、お客に信頼され、仕事の素晴らしさに気づくという話です。生徒は、「自分が変わらないと何も変わらない」「日常生活でも自分からコミュニケーションをとろうと思う」「自分のしたこと(仕事)が誰かの役に立っている」などの感想をもっていました。職場体験で感じた大切なことと、今日考えたことを合わせて、学習発表会では「仕事をする」ということについて発表してくれることでしょう。保護者の皆様、参観してくださりありがとうございました。
 業間休みの時に、校長からPTAの皆様に本校の学校教育目標と道徳教育についてお話がありました。道徳の時間での授業だけでなく、学校行事などの活動や日常生活の中でも道徳心と道徳的な実践力を養うよう取り組んでいることを説明がありました。
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