オープンスクール

 1年生は、国語、算数、体育、学活の授業を見ていただきました。国語は、みんなで「かずとかんじ」を手拍子つきで読みました。算数は、3つの数の計算の問題を作り、それをみんなで解きました。体育は徒競走とリレーをやりました。まだまだ上手にバトンパスができません。運動会までに頑張りたいと思います。そして、学活では、パソコンで、字(ひらがな)を打つ練習をしました。子どもたちの覚えの速さにはビックリです。多くの参観、ありがとうございました。
 国語科では、「あったらいいな こんなもの」の発表をしました。将来、こんなものが欲しい…児童達が考えた作品を画用紙に書いて説明を行いました。その人の将来が分かる「未来カメラ」、どんなテストでも100点がとれる「100点鉛筆」、走るのが速くなる「スプレー」などさまざまな商品がされました。現在、「痛くない注射針」、「あたらない車」など私たちが度肝を抜く商品が実用化されています。子どもたちが考えた商品も未来の私たちの生活に実用化されていれば嬉しいですね。
 小学部3年生の2時間目は、算数科の授業です。今日は23×3の計算の仕方を考えました。一昨日の授業では、20×3、昨日は300×5というように、何十・何百のかけ算を学習してきました。昨日までの復習をした後で、いよいよ今日の本題です。まずは、23×3の式を見て、解き方の見通しを立てるのですが、直ぐに児童から「分けて計算すればいよ。」との発言が。さすがです。さっそく、1学期の算数を思い出しながら分けて計算をしてみました。みんなしっかり自分の意見をノートに書き、進んで発言することもできていました。次の算数は更にレベルアップします。今後の算数も頑張りましょう。
 小学部4年生の4時間目は、3年生と合同の体育です。今日は本格的に運動会の取り組みに入りました。赤白に分かれてリーダー中心に練習をしました。背中を渡っていく種目とリレーの練習をしました。初めから上手くはいきません。指示は通らない。それぞれに思いがあるからまとまらない。最後にリレーの勝負を行いました。どちらのチームも反則があり、失格でした。初めてで上手くいくことは少ないと考えています。「上手くいかなかった」経験を生かし、計画をしっかり立てて練習に臨んでいきます。どれくらい成長するのか、運動会本番を楽しみにしていて下さい。
 5年生は図工、社会、算数、国語を学習しました。図工では「夏の思い出帽子作り」として帽子のパーツに切った画用紙にクレパスで絵を描いていきました。社会では日本の水産業の変化をグラフの読み取りを中心に考えました。時事問題も含めてするどい気づきが出ました。算数では公約数の求め方を考え、グループで交流しました。国語では「アンゴー教授からの挑戦状」として記号を使った漢字の暗号解読に挑み、楽しんで学習することができました。自分の考えを友達に伝えるために一生懸命考えながら取り組みました。
 6年生は1時間目の学級活動で、チームワークテストを行いました。運動会の赤白に分かれ、チームのメンバーと協力しながら、課題(ミッション)をクリアすることに挑戦しました。課題内容はいたってシンプルで、絵に色を塗るというもの。ただ、どこに何色を塗るのかは、配られたカードを見て判断しなくてはいけません。しかも、自分が塗ることができる(使用できる)色もあらかじめ決まっているので、お互いに情報を共有しながら協力して完成させなくてはいけないわけです。それぞれ絵を完成させ、見比べてみるとやはり少しずつ違いがありました。最終的には、ご参観いただいた保護者の方々に判定してもらい、今回は赤組が勝利しました。実際の運動会では、どちらが勝利するのか・・・楽しみにしたいと思います。
 中学部1・2年生合同で技術科の授業でした。前時に続き、発電に関するエネルギー変換と効率を学習しました。変換効率やコスト、CO2排出量などの観点からメリット・デメリットを捉え、どの発電方法で発電したら良いか自分の考えを述べてもらいました。 また、実際の数値からエネルギー変換効率を求める問題を解き、更に理解を深めることができました。
授業の後半は、発電所から家庭用コンセントまでの経路とその役割を調べ、電源装置について仕組みを学びました。

 中学部2年生は、国語で「盆土産」の読解の授業を行いました。「盆土産」は、青森から東京に出稼ぎに出ている父が、えびフライを土産に帰郷する話を、あたたかい家族の絆を通して主人公の少年の目線から語っている小説です。この授業では、全体を3つの場面に分け、今日は第1場面について、初発の感想から考えた読む視点をもとに、自分の心が動いた箇所を発表していきました。
 情景描写から舞台設定を読み込めることや、繰り返されるキーワードの意味を考えることから今までになかった読みの視点を得ることができました。
 中学3年生の理科では、運動エネルギーの大きさは何によって決まるか実験で調べました。球の速さ、球の質量を変えながら、エネルギーの大きさを木片の移動距離で調べました。同じ速さで球を繰り出すことに試行錯誤しながらも、質量は比例するが、速さは二次関数のようになっていることを導き出すことができました。
 中学3年生の英語の授業では、広島原爆の題材で”A Mother’s lullaby”という物語を一人で、すべて丸暗記してストーリーテエリングしました。パワーポイントから映し出される絵にそって281wordsの長文を、登場人物に合った声を使って一気に英語で話し続けることができました。そのあと5WiHのskimming(拾い読み)カードを使って耳から英語を理解することができました。
 現時点で4章二次関数y=ax2の学習を終了している事から、本日は公立高等学校入試問題の演習を行いました。愛知・滋賀・福島・神奈川・宮崎・長野・鳥取・広島・和歌山、それぞれの問題の前には県庁所在地を確認したりして、パソコン・プロジェクターを利用し、授業を行いました。現時点で関数領域までの受験問題の準備はできています。残り、相似・円の性質・三平方の定理も入試での重要単元となります。現在中学部3年生1名ですが頑張っています。
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