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小学部3年生の今日の1時間目は国語科の研究授業でした。先生方がたくさん教室に来て、いつもとは違う雰囲気に、担任も児童もちょっと緊張気味です。
今回の題材は「海をかっとばせ」。同年代の男の子の物語に児童も引き込まれ、毎日楽しく読み取りをしてきました。今日は、どんな意見が出るのでしょうか。ドキドキのスタートです。 |
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まず最初は音読です。今日の学習場面は、題材の中でもいちばん長い場面です。読むのも大変ですが、宿題でも毎日取り組んでいるので、とても上手に読めるようになってきました。今日は、主人公「ワタル」の動作を思い浮かべながら音読しました。次は、いよいよ自分だけの力で物語を読み深めていきます。
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じっくり自分の力でで物語を読み込む「一人読み」の時間です。教室は静まりかえり、教科書に書き込む鉛筆の音だけが響きます。児童の頭の中はフル回転。教科書が書き込みの言葉で埋まっていきます。友達がどんな意見を書いているのか、ここはどういう風に発表しようか、そんなことも考えながら学習を進めることができました。 |
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一人読みが終わり、全体での発表です。「○ページの○行目の○○というところから○だと分かりました。」発表の仕方もとても上手です。聞いている他の児童も、発表者にしっかり注目。友達が一生懸命聞いてくれて反応してくれると、発表がどんどん楽しくなります。発表が楽しくなると、もっと発表がしたくなって、さらに発表が上手くなって…良いことづくめです。
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授業の最後は、まとめの時間です。今日読み取ったキーワードをもとに、自分で文章を考えて書いていきます。一人ひとりがじっくり考えながら、自分の言葉で文章をまとめることができました。まとめの後は学習日記を書き、今日の学習で分かったこと、友達の意見と自分の意見を比べて思ったこと、主人公について考えたこと等をまとめます。中には、ノートを1ページ使う児童もいました。明日でこの単元の学習も終わりです。この学習を生かし、読書にもっと親しんでくれればよいと願っています。 |
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放課後は、今日の授業について先生方で話し合いをしました。良かった点や改善点を話し合い、他の学年の授業でも生かせることを確認することができました。今年1年間、先生達も子供たちと一緒に、より良い授業を目指して頑張っていきたいと思います。 |