青島日本人学校/JSQアルバム/平成26年度/小学部６年生修学旅行

小学部６年生　修学旅行

	小学部６年生が楽しみにしていた修学旅行がいよいよスタートです。泰山を中心に、山東省をめぐる２泊３日の行程です。本日は青島は清々しい青空！６年生の出発を応援しているかのようです。写真は、見送りに駆けつけた在校生に見守られながらの出発式の様子です。さすが６年生。旅行前でも落ち着いていますね。
	いよいよ出発です。右手の車に乗って山東省をめぐります。見送りに来た在校生に向かって元気よく「いってきます！」みなさん、楽しい思い出をたくさん作ってきてくださいね。
	全校生徒が６年生を見送っています。さすが青島日本人学校。学年を越えた仲の良さが伝わりますね。気を付けていってらっしゃい！
	気持ちのよい青空の下、意気揚々と出発した6年生！40Km以上もあるという、世界一の長さを誇る大橋を渡り、1日目の目的地である泰安市に向かいます。心配していた大気汚染指数も低く、予定通りの行程で進めることができそうです。
	渋滞もなく、予定よりも早く泰安市に到着することができました。まずは、レストランで腹ごしらえです。この後見学する岱廟、泰山登山に向けて、しっかりとエネルギーを補給することができました。
	レストランで昼食をとった後は、岱廟に行きました。96000平米もある岱廟の中を、博学なガイドさんの話を聞きながら見学しました。子供たちは、一生懸命メモを取りながらしっかりと見学することができました。
	さあ、これからいよいよ泰山登山に出発します。「待ってろ、泰山！」全員で力を合わせて登り切ります。楽しみです。
	はやる気持ちをグッ！と抑えて、まずは入山バスで「中天門」まで向かいます。その後、4719段の階段を登り、頂上の「南天門」を目指します。それにしても、こちらはいい天気です。水分補給をしっかりしながら登山に臨みます。
	いよいよ登山開始です。みんなで円陣を組んで、必ず登りきろうと誓い合いました。この団結力が、6年生の強みです。
	頂上まではまだまだですが、休憩を取りつつ、全員で一歩一歩、世界遺産を踏みしめて登っています。この調子で行くと、全員で無事に登り切れそうです。
	ついに泰山の頂上、「南天門」に着きました。最後の一歩は、全員で踏みしめました。途中、何度も休憩を取りながらも、全員で励まし合い、お互いに助け合いながら無事に到着することができました。
	「南天門」に到着した後は、お土産タイムです。子供たちは持ってきたお小遣いを手に、家族や友達のために一生懸命お土産を選んでいました。なかには、店員さんと上手に交渉して、格安で購入することができた子もいました。各自、気に入ったお土産を手に入れることができたようで、満足気な表情を見せていました。
	お土産を買った後は、今晩宿泊するホテルに向かいました。ホテルに着いた途端、ロビーのソファーに座りこむ子供たち。さすがに、少し疲れの色が見られました。それでもすぐに、今晩何をして遊ぶかを話し合いだしたので、ビックリしました。遊びはほどほどにして、今日はゆっくり休みましょう。
	ホテルでは夕食をとり、その後1日の健康観察記録を書いたり、入浴を済ませたりしました。最後に先生の部屋で、今日の反省と明日の予定の確認をしました。子供たちの健康状態も安定しており、無事に1日の締めくくりができました。明日は早起きして、泰山の頂上から朝日を見る予定です。
	2日目の朝を迎えました。子供たちの日頃の行いが良かったのでしょう。好天に恵まれました。起床時刻が4:15と早かったにもかかわらず、それよりも早く目が覚めた子もいたようです。まだ薄暗い中、ホテルを出て朝日を見に行きましたが、想像以上の感動的な朝日を見ることができました。
	ホテルに戻ってきてから健康観察を済ませ、その後朝食をとりました。朝食では、一部洋食も出され、みんな美味しそうに食べていました。しっかりと栄養補給をすることができた5人！今日の活動も楽しみです。
	朝会ではガイドさんが、紙幣の裏に泰山の絵が印刷されていることを紹介してくれました。そんな場所に、自分たちの足で来ることができたことに感動を新たにした6年生でした。これからロープウェイに乗り、下山します。
	ロープウェイを使って下山すると「中天門」までたったの15分ほどです。昨日とは違い、周りの景色を楽しみながら、ちょっとした空の旅を楽しみました。いい天気で、空の青さと山々の緑がとても鮮やかでした。
	泰山を下山した後は、一路黄河に向かいました。黄河では、黄河の水や砂に触れるという貴重な経験をすることができました。偶然にも、現地の方が魚をとっていたので、その様子を見学することもできました。
	レストランで昼食をとった後、「黒虎泉」に向かって移動していると、ガイドさんが〝途中に有名な湖がある″と言うので、立ち寄ってみることにしました。「大明湖」という大きな湖で、たくさんの蓮を見ることができました。子供たちも湖を眺め、一時の涼をとっていました。
	「黒虎泉」に到着しました。泉の街、済南市の中でも特に有名な四大名泉の一つです。湧き出る水の透明度とその冷たさに子供たちも驚いていました。今日の気温は30℃以上。黒虎泉の水の冷たさがとても気持ち良かったです。
	本日最後の見学場所である、山東省博物館に着きました。数万点にも及ぶという展示品の中から代表的なものを選んで、ガイドさんが詳しく説明してくれました。山東省出身の偉人や遺跡の数々を知り、山東省の歴史の深さに触れることができた子供たちでした。
	18時40分、予定よりやや遅くなったものの、無事に2日目のホテルに到着しました。今日の行程も、無事に全て終えることができました。これから子供たちはホテルのレストランで夕食をとります。
	夕食では、男子と女子に分かれ、それぞれ1品ずつ中国語で注文することになりました。青島日本人学校の中国語の学習で学んだことを生かして、上手に注文することができました。修学旅行最後の夕食ということで、特別に1人1杯ずつスプライトも飲みました。
	夜の健康観察も済ませ、あとはぐっすり眠るだけ。最後に担任の先生から、特別に“恐い話”のプレゼントがありました。話を聞いた子供たちは、その後すぐにベッドに入ったそうです。
	さあ、最終日のスタートです。朝会では、校長先生からチームワークの大切さについてお話がありました。みんなで協力し、いい思い出を1つでも多く作って、青島に帰りましょう。
	今日の目的地の一つ、楊家埠中国民俗大観園では、伝統的な版画や凧作りの様子を見学しました。職人さんの正確な手作業の様子を間近で見学することができました。特別に、子供たちの干支である“午”の版画を刷らせて頂きました。とても貴重な体験ができました。
	その他にも楊家埠では、家族や友達、自分のためにお土産を購入しました。子供たちは、修学旅行の記念にと、お揃いの水笛を買っていました。さあ、この後はお待ちかねの遊園地へと向かいます。
	遊園地に着き、早速活動開始です。暑さをものともせず、とにかく元気な子供たち。5人で話し合いながら、自分たちで活動を進めています。
	遊園地での活動も、いよいよ終わりにさしかかってきました。最後に全員で「お化け屋敷」に行くことにした子供たち。修学旅行のいい思い出になったようでした。これから青島に帰ります‼
	青島に向かう途中、サービスエリアに立ち寄りました。この2泊3日の間には、色々なことがありました。きっと、たくましく成長したであろう、子供たちの後ろ姿を写真に収めてみました。6年生の保護者の皆様、子供たちが帰宅したら、たくさん修学旅行の思い出を聞いてあげてください。