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今日は卒業式です。小学部の卒業生が登校して受付をしたときに、在校生が胸章を付けました。人に付けてもらうのは少し恥ずかしいようです。 |
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次に、中学部の卒業生が受付をしました。中学2年生の女子が胸章付けをしました。胸章を付けるといよいよ卒業式を迎えるという雰囲気が出てきます。 |
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卒業式の最初は、卒業生入場です。最初に小学部卒業生が入場しました。前後の人と間隔をおき、一人ずつ堂々と入場していました。 |
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次に中学部卒業生の入場です。中学部の卒業生は1名ですが、小学生以上にかみしめるようにしっかりとした足取りで入場しました。 |
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卒業証書授与では、一人一人点呼され、校長先生から卒業証書を受け取りました。春節明けの短い期間でしたが、きっちりとした動きと姿勢で動き、さすが小学部の最上級生という雰囲気を感じさせてくれました。 |
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中学部は、小学部以上に練習時間が少なかったのですが、凜とした動きで証書を授与されました。青島日本人学校のリーダーとしての風格が感じられました。 |
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校長先生からの式辞では、卒業生との出会い、この1年間での行事などでのがんばりについて思い出を語っていただきました。最後に、校長先生の好きな言葉のプレゼントがありました。 |
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次に、在青島日本国総領事館総領事の遠山様よりお祝いの言葉を頂きました。海外で過ごすことで得られることについて、自分の経験をもとにお話をししてくださいました。卒業生達もしっかりと話を聞いていました。 |
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次に、学校運営理事会理事長の手代木様よりお祝いの言葉を頂きました。「少数精鋭」という言葉の2つ目の意味についてお話しをしていただきました。青島日本人学校は「大きな家族のよう」との言葉が印象的でした。 |
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最後に、本校PTA会長の河内様よりお祝いの言葉を頂きました。小学部6年生の頑張りと中学部3年生の責任感溢れる行動を称えて頂いた後に、青島での生活を今後の人生に役立てて頑張っていってもらいたいとのエールを頂きました。 |
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来賓紹介です。日本人会やPTA関係者だけでなく、青島市政府の方々や交流をしている中国の小・中学校の先生方などたくさんの中国の方もお祝いに駆けつけてくださいました。 |
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卒業制作紹介です。小学部は、パソコン類の故障を防ぎ、長く使ってもらえるように「パソコンルームのキーボードカバー」を作りました。中学部は3年間の学校生活の思い出の写真をもとに作った「モザイクアート」です。 |
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中学部送辞です。中学2年生の生徒会長から、卒業生へ感謝の気持ちを込めた言葉を贈りました。学習発表会で、本来は自分たちがリードする立場であったのに、アドバイスなどで助けてもらったことに、自分たちも最上級生としてのあるべき姿を引き継いでいくことを誓いました。 |
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卒業生からの答辞です。中学校入学してからの3年間、級友達が転出していったときの心境や、後輩達と共に運動会の応援や学習発表会を成し遂げたときの思い出について語ってくれました。青島日本人学校での楽しかった日々を胸に、これからの旅立ちについて誓いました。 |
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続いて、小学部卒業生の門出の言葉です。小学6年間の感動や喜びについて、一人一人体育館に響き渡る声で呼びかけをしてくれました。在校生には、小学部をより高めていってくれるよう、バトンが引き継がれました。 |
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在校生からは、6年生から助けてもらったこと、リーダーとして引っ張ってくれたことなど、たくさんの感謝の気持ちが伝えられました。感謝とお祝いとして、小中の在校生による「大空がむかえる朝」の合唱がありました。これまで、一番大きな声とハーモニーでした。それだけ、卒業生への思いが強かったのでしょう。 |
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「門出の言葉」の最後には小学部と中学部の卒業生が一緒に合唱を行いました。曲のタイトルは「ふるさと」。“友との思い出をいつまでも大切にしたい”、“ここはふるさと”との歌詞に思いを込めて、精一杯の歌声を聴かせてくれました。卒業生の心のこもった合唱は、会場にいた全ての人の心を打つ歌声だったと思います。 |
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門出の言葉の後は、全校児童・生徒による校歌斉唱です。卒業生にとっては最後となる校歌。熱い思いが込み上げてきました。在校生も卒業生と一緒に思いを噛みしめ、全員の心が一つになりました。 |
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卒業式が終わり、いよいよ卒業生の退場の時を迎えました。最後は担任はじめ、会場にいる全ての方々に見守られながら、一人ずつ退場していきました。大きな拍手に包まれながら、未来に向けて自分の足でしっかりと歩み始めた瞬間でした。
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卒業式後、小学部と中学部に分かれ、保護者や来賓の方々も交えて記念撮影を行いました。卒業生の両手にはしっかりと卒業証書が握られています。この青島日本人学校で学んだこと、培ってきたことを胸に、新たな学びの場でも益々活躍の場を広げていってもらいたいと思います。卒業おめでとう! |