小４社会科見学

本日（２／２６）、４年生は社会科見学に行ってまいりました。午前中に青島秀愛(シューアイ)食品有限公司を見学し、ドライフルーツ(おもにレーズン)について学びました。実際にトルコから輸入したレーズンを厳しい品質管理の下、製品にしていく過程を見させていただきました。とても高価な機械を何台も使って検査したり、何回も何回も繰り返し品質チェックをしたりすることにびっくりしました。特に最後、人の手で、目で、一つ一つ細かい手作業でチェックをする姿に驚きの子どもたちでした。 　会社についてや製品について学び、実際に工場を見学する中で、教科書では学ぶことができない素晴らしい値打ちのある学習をさせていただきました。一つのレーズンにたくさんの工程と、機械と、人の手が加わり製品となっていること。私たちの食卓に上がるまでには、たくさんの検査を受けて、１ｍｍより小さい異物でも見逃さず、安心安全な物作りをしていることに大きな感動のある学びができました。また、３種類のレーズンを試食させていただき、その違いや美味しさに子どもたちはとても盛り上がっていました。 　午後には青島大多福(オタフクソース)食品有限公司を見学し、ソースの製造過程や歴史について学びました。まず初めに焼きたての美味しいお好み焼きと一緒に昼食をとらせていただきました。ある児童は「お好み焼き苦手だったけど、本当においしい」と素晴らしい笑顔を見せてくれました。　 　試食の後、生産過程や工場の見学をしました。製作にはたくさんの工夫があること。原材料の仕入れからこだわりを持って、よりおいしく、お客様が笑顔になれるように安心安全な製品作りを目指していることを学びました。 　ソースをおいしく作る秘密を学んだ後、たくさんの製品があることやお好み焼きの歴史、世界のお好み焼きの仲間など学びました。お好み焼きのルーツが孔子様につながることを知り、この山東省と日本のつながりを改めて感じました。 　まだ、中国には日本のお好み焼きが広がっていない中、お好み焼きの美味しさ、素晴らしさを知ってもらうことに苦労しているというお話を聞き、文化の違う中で日本の良い文化を広げようと頑張ってみえる姿に感動をし、私たち自身、一日本人として、世界の中で頑張っていかなければならないと学ぶことができた見学でした。