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今日は、小学部6年生と中学部1年生の交流会です。5時間目に中1の国語の授業を6年生が参観し、6時間目には、小6教室で中学校生活の質疑応答を行うという企画です。卒業前の6年生に少しでも中学校のことを知ってもらおうと毎年行っている会です。どちらの学年も緊張しています。(ただ、中1の緊張には理由があるのですが・・・) |
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いよいよ授業が始まりました。今日の授業は「知的書評合戦 ビブリオバトル」です。自分が読んでおもしろかった本を紹介し、どの本が一番読みたくなったかを観戦者とともに決める、という知的なバトルです。制限時間は5分、原稿は読まず、本のみ持って発表する、小道具なしでトークのみ、という過酷な条件のもと、中1生徒は自分の本おおもしろさを語っていきます。正に今まで培った国語力を全て使わなければなりません。しかも6年生が見ている・・・。そのため、朝からずっと緊張しっぱなしだったのです。 |
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しかし、さすが中学生。5人それぞれが個性を生かして、5分で本のおもしろさを語り抜きました。毎学期行っているのですが、1学期より格段に成長していましたね。6年生も尊敬のまなざしでした。写真は一番読みたい本を選ぶチャンプ本の投票前です。今回は5人それぞれに票が分かれ、接戦の末のチャンプ決定でした。チャンプ本のみならず、ぜひ今回紹介された本を図書室で手にとって欲しいと思います。 |
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(特に)中1にとっては緊張から解き放たれたところですが、次の時間は小6教室に移動し、6年生からの質問に答えていきます。6年生のたくさんの質問にも、事前に段取りをして計画していたので、的確に答えていきます。この点もさすが中学生ですね。6年生にとってもわかりやすく中学校生活の話をすることができました。 |
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続いて、フリートークです。各学年2グループに分かれて、さっきよりはフランクに中学部の生活について質問していきます。中には、怖い先生は?といった質問まで飛び出し、中1・小6でトークに花が咲いていました。 |
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最後に、6年生から今日の感想を話してもらいました。普段会っている時の様子とは違う姿を見て、6年生は中学生と小学生の違いを実感することができたようです。中学生は自分達で今回の会を企画し、実行する姿に頼もしさを感じました。きっと6年生は中学生としての良いイメージを持つことができたでしょう。。来年に向けての期待が膨らむ、良い交流会になりました。ビブリオバトルでの発表、交流会の企画運営をしてくれた中1のみなさん、お疲れ様でした。6年生のみなさんは、残りわずかな小学校生活を悔いのないよう過ごしてくださいね。 |