持久走大会
 今回は、PM2.5の影響で開催自体が危ぶまれた持久走大会でしたが、大気汚染指数もここ数日で一番低く、中国の公安の方も競技場の外で万が一に備えて警備をしてくれるなど、安心・安全な万全の状態で持久走大会を迎えることができました。とても広い体育館に、子どもたちもびっくりです。
  いよいよ開会式です。始めの言葉は、小学2年生の代表の男の子が宣言しました。「大気汚染に負けずにがんばるぞ〜」、「オー(小学2年生全員)」、「自分のペースを守ってがんばるぞ〜」、「オー(全校児童生徒)」、「エイエイ、オー」、「オー(全校児童生徒)」徐々に大きくなる声に、児童生徒の意気込みが伝わりました。みんなのやる気を引き出すかけ声をありがとう。
 小学部1・2年生は、トラック6周(900m)を走りました。1年生にとっては初めての持久走大会。2年生もこの会場で走るのは初めてです。練習と全く違う雰囲気にドキドキしながらも、深呼吸をして、一斉にスタート!5・6年生・中学生が周回数を数えながら応援してくれました。たくさんの保護者の皆さんの応援もあって、いつもより速いペースで走れました。ありがとうございました。
 小学部3.4年生は、トラックを9周(1440m)を走りました。今年はPMのために例年よりも練習回数が少なく、当日も開催されるかどうか不安な中でしたが、無事に開催となりました。
 レースでは、昨日までの自分をライバルと捉え、自己記録更新を目指して走りました。レース中は、抜いたり抜かされたりのデッドヒートも見られ、応援している人達の声援も大きくなりました。結果、全員が自己ベストを出すことができました。これも熱い応援があったからでしょうか。大変にありがとうございました。
 小学部5・6年生は、トラックを14周(2160m)を走りました。数回、大気汚染のために走ることができない日もありましたが、本番に向けて一生懸命練習する姿が見られました。練習のための練習ではなく、本番を意識した練習を心掛け、自己ベストをどんどん更新しました。本番では、今まで以上に自己ベストにこだわった走りが見られ、多くの子が満足のいく走りができたようです。多くのかたの熱い声援、本当にありがとうございました。
 中学部女子は、トラックを16周(2580m)走りました。体育の時間に加え、STCでも練習に取り組んでいる生徒もいた中学部。今日は大勢の観客と大きな体育館に影響されてか、スタートからペースが速く、いつもの走りとは少し様子が違っていました。その結果、自己ベストを大きく更新した人もいました。各々が今の自分の持てる力の全てを出し切ることができたのは、、保護者の皆さまのご声援のおかげだと思います。ありがとうございました。
 いよいよ競技の最後を飾るのは、中学部男子です。トラックを20周(3220m)と全学年の中で最も多い距離を走りました。長い距離を走る懸命な姿に、保護者の方々だけでなく、小学部のみんなも熱い声援を送ってくれました。会場中が一体となって応援し、選手は走りに集中する、そんな素敵な雰囲気になりました。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
 閉会式では、持久走大会の結果発表が行われました。各学年で一位だった児童・生徒の名前が呼ばれ、前に並びました。学校なら賞状が渡せるのですが、国信体育館を借りているので賞状が印刷できず、少し寂しい表彰になりましたが、それでも、一位になったみんなをたたえる温かい拍手に包まれて、それぞれの児童・生徒は誇らしげな表情を見せてくれました。
 中学部2年生から閉会式の最後の言葉がありました。「大気汚染の影響による練習不足を感じさせない全員の走りと満足した笑顔が見られました。今回の大会を行うことができた人達に感謝したいと思います」と全校児童生徒の気持ちを代表して発表してくれました。
 場所も変更し、初めて訪れる体育館で行った持久走大会にもかかわらず、誰一人ケガもなく、最後まで走りきることができました。児童・生徒のみなさん、よくがんばりましたね。遠い場所にもかかわらず、応援に駆けつけてくださった保護者の方々、ありがとうございました。
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