青島日本人学校運動会

 絶好の秋晴れの中、いよいよ第10回青島日本人学校運動会が開会しました。全児童生徒が足並みを揃えてグラウンドを一周して入場しました。
 校長先生を始め、PTA会長様、総領事様、手代木理事長様からお話がありました。手代木理事長様からは、「オープンスクールの水泳記録会に負けないぐらいの白熱と感動を今日の運動会でも出せるように頑張りましょう」と激励の言葉を頂きました。
 小学1年生の代表2名に意気込み発表がありました。「これまでがんばって練習し、今日の運動会が楽しみです。応援よろしくお願いします」と初めての運動会に向けての気持ちを発表してくれました。最後に「がんばるぞー!」のかけ声に、全児童生徒が「オー!」と応えていました。
 開会式も終盤に近づき、中学部応援団長による選手宣誓です。白組も赤組も正々堂々と戦うことを誓いました。この後の準備体操が終われば、いよいよ競技です。子どもたちの表情にも闘志がみなぎってきました。
  いよいよ運動会の競技開始です。トップバッターは中学部徒競走!トラック1周100メートルを駆け抜けました。力強いスタートダッシュから、スピードに乗ったコーナーリング、ラストスパートでのせめぎ合いなど、観客のみなさんを魅了するのに十分な内容でしたね。 
 小学部1,2年生による徒競走です。1年生ははじめての競走!2年生は1年生のお手本として、かっこよく走りきることができました。
 小学部3,4年生による徒競走は、セパレートコースでの競走です。スタート前には気合いのはいったポーズが見られ、応援の声も一層大きくなりました。
 5,6年生はトラック約一周の100mでの勝負。力強いスタート、風を切るバックストレート、そして最後の力を振り絞ってのゴール!小学部高学年の力強い走りに、応援席も大変盛り上がりました。
 本年度15名となった中学部ですが、この3週間登校直後の朝の練習を重ね、一人一人の姿勢から、全員でタイミングを合わすこと、このすべてが他の種目にもつながる事と信じて本番をむかえました。また、昨今の情勢から和太鼓利用に関してプログラム順を変更しましたが、無事演技を終了することができました。
 岩手県の民俗舞踊である鬼剣舞。保護者のみなさまも、初めて聞く方の方が多かったのではないでしょうか。本物の鬼剣舞では、何色かの鬼の面をつけ(と言っても角はなく、正確には鬼ではなく仏の化身と言われています)衣装を着て踊ります。今回はここ青島で手に入る物を使っての衣装となりました。それでも、子どもたちの演技はとても素晴らしかったと思います。これをきっかけに、日本文化のすばらしさや伝統に親しみを持ってくれるのではないでしょうか。六月からの厳しい練習に耐えて、ここまでの演技をしてくれたこどもたちに拍手!
 デカパンをはいて、ラケットでボールを運んだり、ハードルをくぐったり、前転したり、縄跳びをしたりと数々の障害を乗り越えていくこのレース。ペアとの息が合うかが勝敗の鍵となります。練習では、赤組が優勢でしたが、本番では白組の勝利となりました。勝敗が分かれたのは、縄跳びをいかにスムーズに跳ぶかでしたね。でも、赤組も最後まであきらめず頑張りました。
 中学部による「青龍疾走(借り人競走)」が行われました。昨年より、障害の難易度が上がったためか、なかなか疾走できずに苦戦する生徒も多く見られました。また、最後の難関である借り人では、簡単に見つかるお題もあれば、1位から最下位まで転落してしまうほど見つからないお題もありました。観戦に来てくださったご家族の協力により、無事に全員ゴールすることができました。ありがとうございました。
 未就学児による宝ひろいです。よーいドンで、お宝めがけてまっしぐら!みんなおいしいお宝をゲットしていました。運動会にこういったホッとする一場面があるのはとても素敵です。我が子が、初めて一歩歩いたときの感動を、温かい気持ちを忘れてはいけないと思いました。
 がんばれだるまさんレースは、気合いの入ったオープニングのパフォーマンスから白熱したレースが展開されました。日頃から外で元気に遊んでいる1、2年生。どちらが勝ってもおかしくないレースには、観客からの大声援をいただきました。青島日本人学校の太鼓と共に続いている伝統のだるまさんレースにふさわしい名勝負でした。
 今年の3、4年生はどんな競技かと期待されていたことでしょう。できれば定番にしていきたいものですが、倉庫を探ると出てきたキャタピラ。子どもたちも経験がないので、難しいながらも楽しんで競技に参加していました。なかなかの接戦で、ハラハラドキドキの好レースでした。、
 昨年に引き続き、大玉転がしをしました。PTAや理事の方が多数参加してくださり、大迫力のスピード感溢れる競技になりました。みんな上手すぎる球さばきでした。
 今年度の組体操は37人での演技となりました。練習では、なかなか技がそろわず苦戦続き。倒立すら全員が一回でそろったのはわずかな状態。特に終盤に披露した5段ピラミッドは、完全補助無しで男女ともに成功したのは一回きり。しかし子ども達は最後まであきらめませんでした。当日の良い緊張感、力強いまなざし、とても良い顔に成功の予感は高まりました。最後まであきらめず、心を一つにした結果、素晴らしい演技だったのではないでしょうか。感動を与えてくれた子ども達に感謝です。
 中学部による和太鼓演奏です。演奏はどうでしたか? 私たちはこの日のために1学期から一生懸命練習に取り組んできました。今年度は 「パフォーマンスと音楽でかっこよく魅せる」ことを目標に、音、動きの一つ一つにこだわり、工夫してきました。本番の演奏前には、このように中学部の生徒、先生達全員で円陣を組み挑みました。また一つ、中学部の絆が深まりましたね。素晴らしい演奏をありがとう!
 午後の勢いをつける大切な応援合戦。6年生の応援団は、この応援を成功させるために1学期から取り組んできました。応援歌を作成し、振り付けを考えました。なかなか声が大きくならず体育館で特訓したり、振り付けでテストしたり本当に自分たちだけで創りあげてきました。下学年の子たちの大きな声での協力を得て、とても素晴らしい応援になりました。団長中心に一つになれた瞬間でした。

 運動会と言えば、綱引きでしょう。校庭が傾いていて、どっち側が強いんだ・・・なんて噂がありましたね。今年は、弱いといわれていた方が勝ちました!!しかし、ハプニングが・・・。何と、あまりの力強さに人工芝がめくれてしまいました。でも、ケガなく終えることができて良かったです。 
 10周年記念・第10回青島日本人学校中学部で史上初となった八の字飛びのスピードチャンプ、入場行進にて日中友好・世界平和・オリンピック東京招致を願い、1戦目の2分間でお互い最高記録、2戦目はお互いミスなしでの100回連続飛びとなる大接戦。そしてこの熱き試合に応えてもらえたかのように、翌朝には2020年東京オリンピック開催が決定しまして、中学部の生徒の心に刻まれる競技となりました。
 「あまちゃん」オープニングテーマにのって元気に入場してきた1、2年生。授業中だけではなく、昼休みにも玉入れの練習に取り組んできた成果が出て、本番の二回戦では何と同点!結果は赤組の勝ちとなりましたが、赤組白組、両方ともとても頑張っていました。
 二人組から四人組へ。棒を持ってコーンをぐるぐるまわります!どちらのチームも息を合わせて一生懸命走りました。が、プログラムも終盤。子どもたちも徐々に疲れが…。よれよれになりながらも頑張る子どもたち!レースはもつれ、アンカー勝負に!最後は赤組が僅差で勝ちました!
 各組、大将騎を含め3騎ずつの戦いとなりました。大将の口上からスタートしたこの戦い、結果は白組の勝利となりましたが、白組圧勝の練習の様子から見ると、1回戦を引き分けに持ち込んだ赤組は大健闘だったと思います。白熱した戦いに高学年のたくましさを感じました。
 4色にわかれ、小学1年生から中学3年生までの23人がタスキをつなぐこの競技は、青島日本人学校だからこそできる競技です。学年が上がるにつれ、走るスピード、バトンパスの正確さ、そして迫力が増していく、リレーを通して成長の様子を見ることができます。また、1本のバトンをつなげようと全校が一生懸命になるその一体感が感動的でした。
 閉会式の一番最初は、記録係による成績発表。全校の児童生徒が固唾(かたず)の飲んで注目していました。結果は、白組の優勝!白組からは歓喜の声が上がりました。
 優勝した白組団長からあいさつがありました。みんなが一生懸命大きな声を出してくれたおかげで優勝することができたこと、自分を支えてくれた応援団のみんなへの感謝の言葉を涙しながら語ってくれました。応援団長の姿を見て涙した子どももたくさんいました。
 次に、赤組団長からあいさつがありました。これまで一生懸命に練習についてきてくれた小学生、自分を応援団長に推してくれた仲間たちに感謝の言葉を言ってくれました。両団長とも立派なあいさつをしてくれて、保護者の方々の目にも涙が見られました。
 最後に、記念撮影です。赤組、白組ごとの撮影に続き、全校生徒でも記念撮影をしました。たくさんの晴れやかな表情が、カメラに収められました。
トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 JSQアルバム 通学バス 転入学 トップページへ 学校概要 校長室 職員室 行事予定 通学バス 転入学 トップページへ メールでのお問い合わせ トップページへ トップページへ トップページへ