修了式・離任式
 平成25年度の修了式が行われました。まずは、修了証書授与です。青島日本人学校では、担任の先生が一人ひとりの名前を呼んで、大きな声で返事をし、代表が証書を校長先生から受け取ります。先日の卒業式を思い出させる緊張した雰囲気のなか、代表者はしっかりと証書を受け取っていきます。
 続いて校長先生からのお話です。さっきの修了式での規律ある動きは、卒業式などの行事を通し、身につけていった力だと褒めてくださいました。
 小学部の代表児童の発表では、「一番心に残っていることは、体育の時間の鉄棒練習です。始めは前回りができなかったけれど、友だちが手本を見せてくれたり励ましてくれたりしたので、一生懸命練習してできるようになりました。」という内容でした。がんばることの大切さ、友だちのありがたさがよく分かった1年間でしたね。
 次は中学部1年生から、この1年を振り返っての言葉です。中学部としての1年はかけがえのないものになったことや、何気ない日常の大切さを改めて感じられたことなどを、しっかりと相手の目を見て話すことができました。中学生として大きく成長した1年でしたね。。
 最後は、今日で転校してしまう児童生徒達の紹介と挨拶です。今年度は15名の人達が青島を去ることになりました。小1〜中1まで、一人ひとりがしっかりとした感謝の挨拶をすることができました。寂しい気持ちは拭えませんが、新しい学校での活躍をみんなで応援しましょう!
  春休みの生活について、小学部の生活指導の吉田先生より、児童の皆さんに質問がありました。「しっかり学習に取り組めましたか?」「しっかりと体を動かすことができましたか?」「しっかりとあいさつができましたか?」「友だちと仲良く遊べましたか?」
それぞれに、大きな返事が返ってきました。たくさんのことを学ぶことができたようです。
でも、皆さん一人一人に、まだ課題があると思います。春休みは、その課題を克服できるよう充実した日々を送ってください。
 中学部は、中1教室で春休みの生活についてお話がありました。教科によっては今年の学習を振り返らないとそのまま高校入試を迎えてしまうことから、春休みは今年1年間の学習をしっかりと振り返る時期にしてもらいたいと思います。また、生活においても周りに流されずに、自分を律した生活ができることを期待しています。
 2校時の学活をはさんで、3校時には離任式がありました。今年度は4名の先生が転退職されます。この時間のために、小6・中3の卒業生や保護者も離任式に駆けつけてくれました。
 転退職される先生方お一人お一人に児童生徒が手紙を読みます。今までお世話になったさまざまな思い出を書き留めた手紙を、心を込めて読み上げていきます。涙をこらえて必死に話す姿に心が打たれます。
 先生方からも、お一人お一人、最後のメッセージをいただきました。青島日本人学校の子ども達へ贈る最後の言葉は、どれも心に残るものばかり。子ども達も真剣に聞き入っていました。
 このメンバーで歌う最後の校歌です。いつもよりもさらに気持ちのこもった歌声に、それぞれの想いが込められていましたね。
 PTAのみなさんから記念品を贈呈していただきました。これから帰国される先生達のことを考えてくださった素敵なプレゼントでした。PTAのみなさま、ありがとうございました。
 全校で花道を作り、先生方をお見送りします。一人ひとりと言葉を交わしたり握手をしたりしながら、長い花道をゆっくりゆっくり歩いていきます。最後の校長先生が出られるまで、体育館中に温かい拍手が鳴り響いていました。
 転退職される四人の先生方がおられなくなるのは寂しいですが、青島の地でこれからのご活躍をお祈りしております。今までありがとうございました。
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