下関市の小学生との交流会

 今日は、日本の山口県下関市から、6年生児童10名が、来校しました。毎年行われている交流で、本校6年生は、とても楽しみにしていました。玄関で、中国語でお出迎えした後、交流会スタートです。
 自己紹介タイムでは、手作りの名刺を配りました。始めは表情が硬かった児童達も、徐々にうち解けていき、笑顔で名前や好きなことなどを伝えていました。大勢の人数が初対面なので、「あれ?誰と自己紹介したか分からなくなった。」という場面も。
 
 校舎案内です。「室内プールがあるんだ!」「日本の学校より立派だ!」などと、褒めてもらい嬉しくなりました。あっという間に仲良くなり、輪になってゲームなどをしていました。
 
 下関の6年生からの発表です。リコーダーでの「涙そうそう」の演奏では、しっとりと。「南中ソーラン」の踊りでは、元気に堂々と。また、1人の児童が空手の型をかっこよく披露しました。ありがとうございました。
 本校からは、一番始めに、歓迎の太鼓演奏。そして、日本人学校のクイズを出しました。
 クイズの中で、みんなで中国語の練習をする場面もありました。少しは、青島のことが分かってもらえたでしょうか。 
 次に、質問コーナーです。お互いが聞きたいことを質問し合いました。「青島の第一印象は?」「想像してたよりすごくいいところ。」「下関と言えば?」「ふぐ。普通につりをしていて釣れます。」「中国に住んでいての苦労は?」「欲しいものが手に入らない。」などとと、日本と中国という離れた所ならではの話題がたくさん出てきて、お互いの理解を深めることができました。
 最後に、けん玉交流です。見たことのない技を披露してくれたり、「もしかめ」で回数を競い合ったりして、短い時間でしたが、楽しく交流できました。
 楽しい時間はあっという間に過ぎて、お別れとなりました。本校の6年生が走っていき、バスが見えなくなるまで見送る様子は、感動的でした。短い時間の中で、有意義な交流ができました。また、いつかどこかで会えることを楽しみに。下関市の6年生の皆さんありがとうございました。