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今日は、音読朝会が行われました。今回の担当は中学部ということで、英語や「いろは歌」を工夫して発表しました。 |
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まず始めに3年生から始まりました。3年生はギリシャ神話である『エコー』を英語で読みました。主人公であるエコー(こだま)はとても美しかったが、一つだけ欠点があり、そのせいで天上の女神であるヘラに罰を与えられ、相手の言った最後の2,3の言葉しか言えなくなってしまう。そのために出会った男性にも嫌われてしまい、それから彼女は丘をのぼり姿を消してしまう・・・、というあらすじを部分ごとに分けて読みました。
生徒からは、「本番ではあまり詰まらなかったのでよかったです。」という感想が聞かれました。 |
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2年生は「人形館〜Chris and the Puppets」という英語のお話。クリスは14歳の少女。母親とけんかをして自分の部屋に閉じこもってしまう。夜になると家を出て、あやつり人形を見せる芝居小屋に入って眠り込んでしまった。すると、夜中の2時に人形達が動き出して・・・。
生徒からは、「練習期間も短かったので緊張しましたが、家に帰った後や休み時間にも練習したかいもあって、成功させることができました。英語の発音は得意ではありませんが、みんなに楽しんでもらえていたらうれしいです。」という感想が聞かれました。 |
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最後は1年生。「いろは歌」をラップ調で歌いました。生徒からは、「古典で親しみにくいイメージだった「いろは歌」だったけど、今風に歌うことで、とても親しみやすくなりました。途中に一人が側転をして、その後に一人が踊り、最後に「ベイベー」と言いいましたが、もともとその言葉は言うつもりではなかったので、「自分でも驚いた」と笑いながら言っていました。ただの「いろは歌」ではなかったので、とてもやっていて楽しかったです。この歌をきっかけに、古文ともっと深く親しめることができたらいいなと思います。すごく恥ずかしかったけど、良い思い出になりました。」という感想が聞かれました。 |
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「いろは歌」の途中で見せた軽やかなステップ。この後、「ベイベー」という言葉を口から発するなんて、見ている方はもちろん、本人さえも思っていなかったこと。それほど、ノリノリなラップ調の「いろは歌」に体はもちろん、気持ちもノリノリになってしまったんですね。 |
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最後に校長先生から、「1年生の発表は、昔の「いろは歌」を平成風にアレンジしており、親しみやすくなっていてとてもよかった。2年生の発表は、紙芝居を用いており、見ている人がとても分かりやすく楽しく読んでくれた。3年生はさすが最高学年らしく、発音もきれいで、内容をよく理解して読んでいることがよく分かった。今後もこのようなすばらしい発表を期待しています。」というお話がありました。校長先生のお話の通り、中学部の発表はとてもすばらしいものばかりでした。中学部のみなさん、今日はお疲れ様でした。 |