青島日本人学校/JSQアルバム/平成21年度/中学部　職場体験学習

中学部　職場体験学習

	今日は中学部の職場体験学習が行われました。この体験を有効に生かすため、これまで興味がある職業や自分が体験する職業について調べてきました。それでは今から出発しま～す。
	こちらは「山口銀行」。これはお札を広げる練習をしているところです。何度練習しても、なかなかうまく開くことができません。ところが山口銀行の職員の方がやると・・・「オーッ！」と歓声がでるほど、きれいな扇形とバサバサッという音が。たくさんのアドバイスをいただきながら練習を重ねた結果、最後には何とかできるようになったようです。
	次に、山口銀行が貿易に深く関わっているということを説明してくださった後、実際に日本の企業がどのように取り組んでいるのかということを実際に見学しながら説明してくださいました。大変分かりやすく説明してくださったおかげで、想像していた以上に、銀行がいろいろな役割があるということがわかり、驚いたようです。最後に、対応してくださった支店長さんと一緒に写真をとりました。
	こちらは「スマイル青島」（雑誌社）。これから取材をするための準備をしているところです。写真の取り方や構え方などを丁寧に教えてくださいました。
	カメラの先は、現在山口銀行で職場体験中の生徒達です。何カ所か取材にまわった後、記事を作り、編集しました。雑誌の作り方や雑誌に込められた思いなどを教えてくださり、普段何気なく見ている雑誌が、多くの苦労を経て作られているということが分かったようです。
	こちらは「ｍｏｒｇａｎ」（理髪店）。お客様の髪を洗っているところのお手伝いをしています。その他、店内の清掃やシャンプー、タオルなどの準備をしました。
	細かいところまで気を遣いながら、お客様に対応しなければならないということを実感できたようです。
	こちらは「ルヴァーンナチュラル」（パン屋）。機械でパンを練っているところです。実際に自分でもパン作りをしました。
	材料を入れて混ぜていくと、パンの形が変わっていく様子を見て、とてもおもしろかったようです。最後にできあがったパンを食べると、本当に美味しくて、将来はパン屋さんになりたいという気持ちが強くなったようです。
	こちらは「すし一番」（すし屋）。初めは何をして良いか分からず、とまどっていたようですが、店員さんが優しく丁寧に作業の内容や注意点を教えてくださり、不安が解消されていったようです。
	おしぼりのたたみ方やセットを置く位置、お皿の向きなど、お客という立場からでは気づかない細かな気配りを知ることができたようです。この気配りをする姿勢に感動してしまいました。
	こちらは「山前」（日本料理店）。これは、高いところに登って窓を掃除をしているところです。すみずみまできれいに雑巾で拭いていました。
	この後、お客さんが来られ、注文をとりました。緊張と慣れないせいもあり、注文をとるときの声が小さくなってしまったようです。仕事の難しさを実感しましたが、良い経験ができたということです。
	こちらは「月山」（日本料理店）。「ご注文は？」ということで、接客をしているところです。その他に、様々な準備や皿洗いをしました。接客をするのが大変だったようで、注文した料理を聞き取って書き取る他に、料理を運ぶときに、落とさないかどうかが不安でたまらなかったようです。この体験を通して、「慎重」という言葉を見直すことができたようです。
	こちらは、厨房でカレーを温めているところ。大根の皮むき、皿洗い、道具の準備等、とても忙しかったようです。大根の皮むきが大変だった他は、ずっと立ちっぱなしの仕事だったので、とても足が痛くなったそうです。
	こちらはで、まかないを食べるのも勉強だということで、従業員の方々が普段食べているまかないを一緒に食べました。とてもおいしかったようです。最後に、「月山」でお世話になった方々と一緒に撮りました。
	こちらは「シャングリラホテル」。最初にホテルの部屋を案内してくださり、普段見ることができない、とても立派な部屋を見ることができたようです。ホテルでのまかないを食べるという体験もでき、その料理がとてもおいしかったと、興奮気味に教えてくれました。対応してくださったスタッフの方は、とても親切に対応してくださり、安心して体験することができました。
	こちらは「みずほ銀行」。初めに受付に座り、銀行員の気分になって写真を撮りました。お金の数え方を教わったり、銀行が行う仕事の内容を教わったりする中で、専門の言葉が多く聞かれたが、丁寧に教えてくださったので、興味を持ちながら聞くことができたようです。
	こちらは「緑源沙龍」（喫茶店）。店内はコーヒーの良い香りがただよい、とっても落ち着いた雰囲気。ここでは、掃除や接客の仕方、調理などを教えていただきました。
	喫茶店での仕事は簡単だと思って臨んだようですが、想像していたのとは違い、難しく感じるところがたくさんあったようです。マスターが優しく丁寧に教えてくれた中で、「お客さんの気持ちになることが大切」ということを実感し、心にも残ったそうです。
	こちらは「花園」（日本料理店）。お客様に注文の料理を運んでいるところです。あいさつの仕方から席までの案内、注文、料理運び、片付け等、細かいところまで教えてくださいました。
	体験学習をさせていただくという立場ではありましたが、二人に接客を任せてくださったおかげで、いろいろな経験ができ、その中で、お客さんと接する大変さが実感できたようです。最後に、お世話になった店長さんと一緒に撮りました。
	こちらは「ジャスコ」（スーパーマーケット）。こちらは日用雑貨を倉庫から運び、並べているところです。店内の清掃やカート集め、農産物のラップ包みなど、様々な仕事の体験ができました。一番難しいと感じたのはラップ包みだったようで、店員の方が１個包むのに１０秒かかるところを、３０秒もかかってしまったそうです。
	ジャスコでお世話になった日本人の方とその通訳、そして店長さんと撮りました。やはり接客が大切ということで、お客様に対するあいさつ（歓迎光臨）を中国語で何度も練習し続けたそうです。その厳しさに泣きそうになってしまうほどだったようです。
	こちらは「日本航空（ＪＡＬ）」。ここでは、主に貨物の仕事を経験しました。いつも乗る飛行機とは違い、座る座席がまったくなく、すべて貨物がはいっていてビックリしたということです。また、環境のために、できるだけ荷物を詰めるための工夫や機体にペンキを塗らないということなど、多くのことを知ることができました。
	今回の体験学習により、飛行機が運行するまでの細かい流れを理解することができた他、数えだしたらきりがないほどいろいろな体験ができたので、とても満足したようです。とっても良い雰囲気で１日を過ごせたということです。
	こちらは「全日空（ＡＮＡ」。お客様を見送りしたり、各仕事の詳細について説明していただきました。その他にも、コクピットを見たり、滑走路や事務所などを見学させていただきました。
	普段見ることができない所を見せていただけたので、とっても貴重な体験となりました。対応してくださった方が、一つ一つ丁寧に教えてくださったので、いろいろな仕事の種類や内容などがよく理解できたそうです。このように、多くの事業所の方々のご協力により、生徒達はたくさんのことを経験することができました。ご協力してくださった事業所の皆様、本当にありがとうございました。