中学部 中国武術体験

 中学部で中国文化にさらに触れたいという考えから、中国武術の体験を行いました。今回講師として来ていただいたのは、青島太平角四路にある、「鴛鴦(ユエンヤン)蟷螂拳武館」の方々です。今回は、中国の学校が冬休み中ということもあり、そこで習っている生徒さん達も来てくれました。
 まずはあいさつから。中国武術では、きちんとした礼儀を重視するのだそうですが、その点は、日本武道とも同じです。左手を広げ、そこに右のこぶしをあててのあいさつです。
 基本的な型が8つあるそうですが、今日はその内のいくつかを教えていただきました。
 先ずは腰に手を当て、大きく足を開いて突くという動作です。見よう見まねでやっているものの、みんななかなかさまになっていました。
 次は足を開いて、腰を落としての突き。よく見る格好ですが、この姿勢を維持するのはとても大変で、10回も突くと、太ももが痛くなってしまいました。
 続いては蹴り。先生達は足を頭の高さまで楽々と上げていましたが、みんなは足がなかなかあがらなくて苦労していました。この写真は決してダンスをしているわけではありませんよ。
 お次は2人1組になって組み手の練習です。本来は複雑な動きですが、最初の4手分を教えていただき、それぞれが組み手をしました。たった4手でも、難しかったです。
 組み手の最中に、先生方が一人ひとりの動きを説明してくれました。とても丁寧に教えていただいたので、短い時間の中でもみんなが上手に組み手ができるようになりました。昼休みなども、組み手をやっている子もいて、かなり印象深い体験になりました。
 最後に門下生の生徒さんが模範演舞をしてくれました。剣を使った軽やかな動きに、みんなからも自然と拍手が起こりました。
 お最後に、全員で記念写真を撮りました。先生方からパンフレットもいただきました。
中国武術体験は、3月2日と16日のあと2回体験します。次回の体験もますます楽しみになった今回の体験でした。
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