1日目
みんな笑顔で学校を出発しました。
最初に琅琊台へ行きました。昨年の修学旅行で学んだ秦の始皇帝と結びつけて、歴史を学ぶことができました。
昼食は琅琊台近くの地元料理を食べました。野菜も肉も海鮮もどれもおいしく、たくさん食べました。
昼食後は、青島亀田食品有限公司へ行き、工場見学をしました。馴染みのある柿の種や、海苔巻きせんべいができるまでの工程を見学しました。普段口にすることのない、できたての柿の種は、とてもおいしかったです。その後、田野総経理より、キャリア講演をしていただきました。子供たちは「八転九起」や「真友」という言葉が印象に残ったようでした。この講演を通して、子供たちが将来について考えるきっかけになればと思います。
2日目
午前中は、まず、山東港口青島港を見学しました。広大な敷地にカラフルなコンテナが見渡す限りありました。完全オートメーション化されていて、ほとんど無人で巨大なコンテナが積み下ろしされる様子は圧巻でした。ちょうど日本から来たコンテナ船が着岸していて、子どもたちは興味津々で質問し、メモをとっていました。
次に、青島森林野生動物世界に行きました。青空の下、キリン、ゾウ、アルパカ、ミーアキャット、カバ、オオカミ、ホワイトタイガー…たくさんの動物たちを近くで見ることができ、みんなで指さしながら、歩き回りました。比較的涼しい気候でしたが、少し疲れが見えてきた様子。ゆっくり昼食の時間をとり、元気を回復させていました。
午後からは、第九中学に行き、日本語を学習している高校生と交流しました。初めは、緊張した面持ちでしたが、アイスブレイク(バースデーチェーン)、共通点探しゲーム、サイコロトークと活動が進むにつれて、徐々に自然な笑顔が見られるようになりました。学習している日本語で、一生懸命に話そうとする第九中学の生徒の姿に、子供たちは刺激を受けたようでした。この交流を通して、異文化や異言語を越えてつながる感覚を磨いていってほしいなと思います。
3日目
青島旧市街地を中心に学習を行いました。
青島日本第一小学校や青島神社、日本高等女子学校などの旧址を巡り、当時の様子にふれました。また、青島取引所や旧銀行跡などの経済施設も訪れ、青島が発展してきた歴史について学びました。
最後は、大鮑島休閑旅游区を散策し、リフレッシュしました。
歴史を体感することで、今の青島とのつながりを実感できる一日となりました。
本日で宿泊学習も最終日を迎えました。3日間を通して、子どもたちがさまざまな場面で成長する姿をたくさん見ることができました。
多くの方々に支えられ、無事に充実した学びの時間を終えることができました。宿泊学習に関わっていただいた皆様に、心より感謝申し上げます。