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　２３日（月）３校時、小学部５年生はオンラインにて、「三菱自動車工業リモート工場見学」を行いました。
　まず、「クルマの開発について」の話を聞きました。岡崎製作所は東京ドーム２２個分の広さがあります。ここでは４種類の自動車を年間約２０万台生産されているそうです。どのような車が求められているか調査をし、企画、デザイン、設計、試作、テストといった流れを経て生産します。新しい車の生産に向けて３〜４年かかるということでした。




　次に「クルマの生産について」の映像を視聴しました。３万個の部品を組み立てラインですべて取り付けます。車の組み立てには１４時間かかりますが、その半分の７時間は塗装にかかるということでした。きめ細やかな仕上がりは、丁寧な作業によるものだとわかりました。





　
 「クルマづくりの工夫」では、５つの工夫を紹介していただきました。紐スイッチやロボット溶接、また作業の効率化を図る無人搬送車など、安心・安全の取り組みなどを教えていただきました。






　　
　「環境に優しいクルマ、未来のクルマ」では、電気自動車やプラグインハイブリッド車など、二酸化炭素を排出しない車の開発が行われているというお話がありました。人やモノを運ぶだけでなく、人工知能を利用した自動化や電動化など、未来の自動車の開発が進んでいるということがわかりました。




   
　質疑応答では、調べ学習では答えが見つからなかったことをそれぞれが質問しました。外国から働きに来る方も多く、デザインや開発などさまざまな部門で活躍されているそうです。また、岡崎製作所で生産された９０％の自動車は海外へ輸出されているそうです。その土地の気候に合うようにさまざまなテストも行われていることを知りました。




　先週、社会科で「自動車をつくる工業」の学習を終えたばかりの５年生。教科書だけでなく、たくさんの映像や生の声を聞き、まとめの時間として最高の時間を過ごすことができました。岡崎製作所の徳永様をはじめ、関係者の皆様、本日は貴重な経験をさせていただき大変ありがとうございました。